いつも読んで頂き、ありがとうございます。


 昨日も茶会に向けて、続き薄の稽古でした。


 当日は吹雪の茶器が使われる予定なのですが、稽古は棗、
「吹雪のつもりで扱う」事になりました。


 そこで、平点前の稽古をされている方から質問されましたので、書いておきます。

 薄茶器には大きく分けて四種類があります。
・棗(なつめ)
・吹雪(ふぶき)
・金輪寺(きんりんじ)
・中次(なかつぎ)

 この中で、棗は格が高く、扱いは茶入れ(濃茶器)と同じになります。

 後の3つは格を下げた扱いで、二引き、前蓋となります。

 
 ひらがなの「こ」とカタカナの「二」、この違いを感じとれるよう、細かな所作も大切にしていきたいですね。



 先日の鶴屋弦月さんの店先、

華やか過ぎない設えがまたいいですね。



 お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。