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 祇園祭の思い出その2です。

 宵山だったか、宵々山だったかはもう覚えていませんが、山や鉾を見たり、町屋の飾り物を見たり、そぞろ歩きもまた楽しいものです。

 飾り物はもちろん素晴らしい美術品が飾られているのですが、その傍に活けられているひおうぎの美しさに気付いたのは、華道を習って何年も経ってからでした。

 茶会でのもてなしに気付くのと同じように、たくさんの経験が、観る目を変えてくれるのですね。


 今、行けばまた新しい発見があるかもしれません。

 

ジュランタ。小さな花ですが、他にはない強い色が凛としています。

 お茶の輪、着物の輪が拡がっていきますように。