都心部では価格が高騰し続けるマンション。一方で売り抜けを図ろうとしている人もいます。

■短所を隠す販売テクニックがあった!


もっとも完全な物件など多くはなく、どんな魅力的な物件でも欠点はあるもの。

さらにマンションに限らず不動産販売においては「重説(重要事項説明)」があり、隠す訳にもいきません。そんな疑問を解決する記事がありました。

マンション現役販売員が明かす「短所を隠す」販売テク
2018年5月29日 16:00

(中略)
 売りたいもののメリットを強調するのは当たり前だが、同時にデメリットを隠すのも彼らの仕事だ。

「自分たちに不都合なことに関しては、聞かれない限り言わないのが鉄則。例えば、渋谷や新宿など、ターミナル駅近辺の物件は、『駅歩○分』と言っても、実際には人が多くてその時間では絶対にたどり着きません。けれども駅から何分かかるか聞かれた場合、公正競争規約として定められた『80mで1分』として換算した数字を伝えます。

 また近隣の施設に関する情報を伝えないこともあります。私が携わった物件では、公営ギャンブルの場外発売所、ゴミ焼却所、バス会社の車庫、ゴミ屋敷などの存在を伝えなかったことがあります。要するに聞かれれば正直に答えますが、聞かれなければ“余計なこと”は言わないスタンスです」

https://www.moneypost.jp/281466

まさに「沈黙は金なり」。これが鉄則です。

 

以前に国会で話題にもなった「ご飯論法(東大論法)」にも相通じるものがあります。

ただし不動産は高い買い物なので(というか一生に一度の買い物)、誠意ある販売手法を取ってほしいですね。