めっきり寒くなってきましたが
おっさんサラリーマンは
飲み会が渋滞する季節です
試験対策その③
「勉強する順番」を決めます
宅建士試験は科目が分けられているので
科目の「勉強する順番」を決めます。
テキストの項目の分け方にもよりますが
私がおすすめする優先順は
宅建業法→権利関係→法令上の制限→税・その他
です。
WEBで紹介されている勉強法なんかを見ると
優先順位はまちまちですが
ほとんどが1番目を「宅建業法」にするか
「権利関係」にするか
の違いで3番目、4番目は同じ。
1番目の「宅建業法」
とは「宅地建物取引業法」のこと。
私が宅建業法を1番目に推す理由は
・不動産に関わったことがない人でも
宅建業法を理解するとほかの科目もイメージしやすい
・範囲が狭いわりに出題数が多い
・出題傾向が決まっており覚えることもはっきりしている
以上の理由です。
宅建業法は「宅建業とは」から始まり
・宅建業のルール
・宅地建物取引士のルール
・業務上のルール
・取引のルール
と大まかにいえばこれだけ。
ここから例年20問出題されます。
はずせません!
2番目は「権利関係」
これが早くも鬼門です。
権利関係も出題数が多いのですが
とにかく範囲が広い!
覚えることも多い!
民法、借地借家法、区分所有法、不動産登記法など
頭が痛くなる内容が盛りだくさん。
しかし避けては通れません。
特に民法からは10問出題されます。
範囲が広く嫌になりがちですが
法律的に生活するうえで関わっていたり
これから関わることがあるような内容なので
知っておくと私生活でも役に立ちそうなので
そう思ってなんとか乗り切りましょう。
権利関係でつまずいて
勉強をあきらめる人が多いです。
逆にここを乗り切ることで
ライバルと差が出ます。
3番目は「法令上の制限」
範囲が狭いです。
出題傾向も決まっています。
ただし覚えることに
数字が多いのと内容が細かい。
「ヤマダ脳」は数字的なことは覚えられなくて
嫌になります。
逆に数字を覚えるのが得意な方は
チャンス!
数字は語呂覚えの方法がありますが
覚える語呂が多すぎて
「ヤマダ脳」は分からなくなります。
過去の出題傾向から
優先順位を決めて覚えていきます。
最後は「税・その他」
追及するとどこまでも範囲が広いので
深入りせずに絞って覚えます。
ちょっと山あて部分ではありますが
ここに到達するまでの時間で
「税・その他」にかけられる時間が決まります。
先の科目をしっかり進めることで
「税・その他」も得点を取りたい。
「その他」には「5問免除」の
「宅地及び建物の需要に関する法令・実務に関すること」
「土地の形質・地積・地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること」
が含まれており免除該当者はスルー出来る範囲
逆にそうではない方は「統計・土地・建物」とした範囲で
必ず出題されるところなので
最後合否に差が出る範囲。
少しでも余裕をもって到達したいところ。
テキストは以上の順番で
読み進めましょう。