続きです。
このシリーズのメインテーマは定期テスト(中間・期末テストのことです)の取り方講座ですね。
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これが範囲表です。
幸いなことに、国理社に関しては範囲表の指定の範囲内のことしか出ないし、素直に範囲表内のことをやるんですが、一部範囲外の頁(問題は範囲内なのだが)の内容も実は出てるので、そこも後ほど説明していきたいと思います。
国語編は次回やるにして、まずはスタンダードな理社編を解説していきたいと思います。
定期テストの取り方【理社編】vol.1
定期テスト対策のメインになるのはワークの反復です。が、初めてテスト対策を始めるに際して、1回目を回答すると全然当たりませんね。ゆえに、まずそのメインのワークにも解き方があるんです。
- 一問一答のとこから解く
- 一問一答を反復してから本編に入る
- 本編を反復してから記述問題をやる
- 記述問題を反復してから章末問題をやる
まずは明治図書『よくわかる社会の学習』の一問一答です
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よく中学生から
探したんですけど一問一答のところが無いんですけど…
ワークによっては一問一答という名ではなく◯◯チェックとか名前が違う時あり
このようにワークによっては一問一答というネーミングでは無く、
・重要用語チェック
・用語チェック
・スピードチェック
などと言う場合もあります。
主に一問一答は巻末(ワークの最後の方の頁)にあることが多いが、浜島書店のワークや理科のワークの場合は章末にあるものもある!
ので、注意して欲しいです。で、この一問一答の該当箇所をテストの範囲表に合わせて探して区切ってやって欲しいです。
で、この一問一答を反復してやる上で、一番注意して欲しいことがあります⚠️
答えを位置や字面で覚えて理解してない場合がある点!(※特に点数が50点未満の人)
成績悪い子の場合、何度もやることが単調かつ苦行に感じるため、反射的に身体が頭脳が嫌なことから回避するので、本人が意図せずに答えを位置関係や字面で覚えてしまうことがしばしばあります。一問一答の答えが完璧に覚えてる風になるので、そう言ったことを回避するためのグッズか
単語カード
です。単語カードと言うと、
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のようなものを想像しちゃいますが、このサイズだと、理科や社会では使えません。
ゆえに
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上記のような大きいサイズの単語カードを使うとGOODです。こうした単語カードはお母さんが作ってあげて欲しいです。このカード作りを成績が悪いお子さんがやると、すぐ飽きちゃうので長続きしません。ゆえにお母さんが作ってあげて欲しいです。で、一問一答をカード化したら、答えを位置関係で覚えるのを防止するためカードをシャッフルして欲しいです。
こうシャッフルすることで位置関係で覚えてしまうことを防止できます。
で、一問一答を覚えたら、本編をやります。
本編というと、融通の効かない中学生から
探したんですけど本編なんて無いんですけど…
本編はワークの教科書に合わせた項目(通常、中学生がワークをやる所)だよ
画像のところだと本編は『ヨーロッパ人との出会いと全国統一事業』っていうところですわね。手順は一問一答と全く同じ感じで反復してやってください。
あとは
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のような記述問題のところや、
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こうした地図や歴史年表みたいなところもやって欲しいのですが、これをカード化するのは大変なので、こうしたものに関してはワークを解く前にコピーするとか、
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成績悪い子はコピーしてやれだと、位置関係で覚えてしまう可能性があるので、カード化するために
ハンドスキャナー
を使うのも便利です。
成績悪い子や不登校児の場合には、お母さんがカード化したり、ハンドスキャンしたりしてクイズ番組のようなノリで、お母さん主導で誘導しながら優しくソフトに怒らず楽しくやってあげてください。
となりますので、よくよくご注意ください。
【次回へつづく】
新中一(現小6)生に送る定期テストの取り方講座③
国語のワークの正しい使い方
国語の定期テストの点の取り方