埼玉県の私立高校の倍率が中間発表されましたね

埼玉県の私立高校倍率(中間発表)

なんかリセマムの記事をみると、やれ栄東が23倍とか慶應志木が5倍だと煽り立てますね。


まるで煽り運転してる悪質ドライバーそのもの(笑)

こう言うのにのらないでくださいね、世のお母さんや中学生は。


はっきり言って私立の倍率は合って無いようなもの

です。中学生やお母さん方が望んでるので、渋々出してるだけです。それを彼ら彼女らは公立高校入試と同じ倍率と思って見てるから、自分たちが望んで出してもらってるのに、それをみてビビってるですよ。


これってまさに

天に向かって唾を吐く

そのものです。自分で自分の首絞めてるだけ。



私立の倍率は公立高校入試の倍率と根本的に違います

からね。そこを理解して欲しいです。先程、私立の倍率は合って無いようなものと言ったのはまさにそう言う理由です。


では何故そうなのか。

それは私立というものは公立高校に受かると入学・合格を辞退されてしまうから

という宿命があるのですよ。だからどうしても私立は定員より多めの人数に合格を振り出しておかないと、経営が立ちいかないのですよ。が、これを読んでる皆さんは無意識のうちに公立高校と同じ視点で倍率を見てしまうのですよ。


例えば栄東の定員が120人として、1364人が応募してますが、栄東が公立高校みたいに120人しか合格者を出さなかったら、浦高とか大宮とか浦和一女とかに受かった連中は、当たり前ですが栄東には入学しません。仮に合格辞退者を抜いたら30人くらいに目減りします。


こうならないように、まあ栄東もかなり大量に合格者を出すんですよ。それこそ公立高校に受かって逃げられる分も見越して多めにね。


そうなると結局倍率こそ出してるけど、その倍率は公立高校のように定員対しての倍率なので、意味がないのですよ。何故なら定員と同数以上の合格者を出すんですから。


なもんで

私立高校の倍率に振り回されないで欲しいです。