軽く詐欺に遭う。 | 宅建、行政書士有資格者のヒロシが、調子に乗って司法書士試験合格を目論むブログ。

軽く詐欺に遭う。

問題集にあれこれ手を出すのも考えものですが、不動産登記の記述式は「ブリッジ」だけでは不安だ、という声が一部にあったので、なんとなくアマゾンで「うかる! 記述式対策不動産登記 入門編 第2版」を見ていたら、マーケットプレイスで、この本が1700円で出品されていたんです。この値段だったら、買いかなぁ、と思い、注文し、しばらくして出品者の書店から上記の本が届きました。表紙を見ると、ちゃんと「第2版」と書いてあります。なるほど、間違いない。しかし、巻頭に書いてある「はしがき」を見ても、通常ならあるはずの第2版出版にあたっての記述がありません。う~ん、本によってはこんなものなのかなぁ、と思って、今度は巻末を見ると、2004年10月第1刷発行、以外に何の記述もありません。これはいよいよ変だぞ、ということで、アマゾンなどで調べてみると、明らかに第2版とはページ数が違う(笑) ・・・結局、驚いた事に、この本は第1版の本に第2版の表紙のカバーが掛けられていただけの本だったのです。

そんな訳で、早速書店に連絡し、今現在は返金もしてもらいましたし、本も着払いで送り返しましたから、それはそれでいいのですが、それにしても何故こんなことになったのでしょう? アマゾンでの評価は高かった書店ですから、まさか書店がカバーだけ掛け替えて値段をふっかける、などということはしないでしょう。と、なると買取時に持ち込んだ人間が、高く買い取らせる為に意図的にやった、としか考えられません。まあ、この手の本は司法書士受験生しか買わないでしょうから、仮に受験生が第2版を購入して、カバーだけ掛け替えて古くなった第1版を書店に売りつけたとなれば、これは立派な犯罪行為ですし、なによりこれから司法書士を目指そうという人間がそういった行為をするというのが、悲しいです。まあ、別にとある司法書士受験生の犯罪、と決まった訳ではないですがね・・・。それにしてもびっくりしました。

よくよく考えれば、ついこの間発売になった本が早速中古で出てる、という事自体ちょっとおかしな話ではあるのですが(特に受験用テキストに関しては)、ヤフオクならともかく、アマゾンのマーケットプレイスで出品している書店であれば、ある程度信用がおけますからね。ちゃんと確認しない書店も悪いと言えば悪いですが、一応中身は同じ本ですし、見落とし安いと言えば、見落とし安いでしょう。
しかし、これは、受験用テキストは版が変われば、前の版は無価値同然になってしまう、ということをよく知っている人間の行為に違いありません。まあ、書店を騙す手口としては巧妙ですよね。買取時に身分証の提示が必要なのかどうかはわかりませんが、身元確認が何もなければ、署名とかも嘘の記述がなされているでしょうし・・・。まあ、皆さんも、中古で本を買う時は、カバーと中身の本の版が一致するか、一度確認してみて下さい。私みたいなケースは滅多に起こる事ではないとは思いますが・・・。

独学 宅建 & 行政書士 一発W合格への道。