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モラル・サイエンス(道徳科学)という分野が、西洋では18世紀末から19世紀にかけて、日本では19世紀末(明治時代)から20世紀初頭にかけて勃興していたのをご存知でしょうか?ウインク

道徳の科学的研究といえば、今は進化論や進化生物学といった分野を中心に、いわゆる科学的な知見を基に探究が進められています。

しかし、昔の道徳科学の研究といえば、「道徳論」「道徳哲学」の意味が強かったのです。

その騎手が、アメリカではフランシス・ウェーランド、日本では福沢諭吉だったということがわかっています。

わたしの関心は、道徳(morality)ではなく、普遍的な性格を持つ倫理(ethics)を追求した和辻と、福沢の違いです。

和辻は世代的に、福沢よりも少し下ですが、そのあたり時代の傾向の差があるかもしれません。

引き続き、探究を続けていきたいと思います!