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「今夜はたった一人の人に巡り逢えたような気がする」
こんな台詞を完璧に発する人は、後にも先にも、松嶋菜々子さんしか、いないのではないかと思います
「運命のたった一人」信仰は、若いうちは、みんな多かれ少なかれ、持っているのではないでしょうか(笑)
しかし、このドラマを見ていると、たった一人の人と巡り逢えたとしても、やはり、互いの「歩み寄る努力」がとても大事なんだ、という事を感じます。
しかし、その歩み寄る努力ができるか否かは、神様が定めたルール次第なのかも…そんなことも感じました
主人公の桜子(松嶋菜々子さん)を追う欧介(堤真一さん)が、友人の結婚式のスピーチで、物理学者のファインマンを引用しつつ、人と人が出会っても、そこに神様が定めたルールがなければ、離れ離れになってしまう…そんな風に語るシーンがあります。
僕が思うには、欧介と若葉(矢田亜希子さん)との間には、やはりルールはなかったから、結局は、離れ離れになってしまったのかな、という印象です
恋愛は、運命か、努力か、はたまた第三の道か?
答えは中々出ないから、面白い
思えば、このドラマをリアルタイムで観たのは、中2という青春ど真ん中の年齢でしたので、今に至るまで、多大な影響を与えてくれています(笑)
一時期、欧介に憧れて、数学者に本気でなろうかと考えたことがありましたが、今は趣味程度です。
でも、彼の考え方や生き方は、今でも自分の指針になっている気がします(なんと!)。
このドラマは、DVDも持っていて何度も観ていますが、今年20周年で、再放送が月9枠で流れたので、思わず感想を書いてしまいました
来週の特別編も楽しみです!