ブログのご訪問、誠にありがとうございます。
関東地方、また寒くなってきましたね。体調には気をつけようと
思います。
さて、今日紹介する本は、「志」がテーマです。
主に若い人たちが読者として想定されています。
私は30代前半ですが、もう少し若い子でも十分読める内容に
なっております。
出だしがすごく印象的で、「二つの未来」を切り拓いていく、
という話からスタートします。
ひとつは、「自分自身の未来」。
これは分かりやすいですね。
自分がどんな大人になるのか、どんな理想を掲げていきていくのか、
まず自分のことを考える。
そして、もう一つは、「人類の未来」。
これまた壮大なテーマですが、自身の生き方と人類の未来の行方が
関連する、連動する、という考え方は、私もすごく好きです。
数年前、私がお世話になっているある先生が、卒業生に向けてのスピーチで、
「君たちは、いままさにこの瞬間から、世界を変えているんだ」ということをおっ
しゃいましたが、自分と世界(人類)がつながっている、という発想に身もココロも
打ち震えた記憶があります。
そう、そのことが「志」であり、「使命感」を抱いて生きる、ということなんだと思い
ます。
若いうちは自分自身の生計を立てること、人生を組み立てることで精一杯ですが、
歳を重ねるにつれて、徐々に自分の役割や使命といったものを自覚していくもの
ではないかと感じます。
本書は是非、若い世代に読んでもらいたいですね。
特に受験生や就活生といった過渡期、転機にある人たちへ、お薦めです。