デ ィ ズ ニ ー に 行 き た い。


耐え難きを耐え、偲び難きを偲ばんと耐えていたがもうそろそろ我慢の限界である。

直近の思い出は四国でうどん叩いたことだけだあ。
テレワークは思いの外ストレスを感じるシステムだったよう。自分は思いのほか通勤時間を楽しむ人間だったようだ。


連れてってくれえ。俺のストレスを全て精算してくれるディズニーへ連れてってくれえ。ぎいいいいい!!



とは言いつつも、ディズニーリゾートも苦渋の思いで閉園してくれているのだ。ならばこちらも我慢しないわけにはいくまい。


家の中で少しでもディズニー欲を満たすため、「1人でディズニーランド行ったとき幸せを感じるレストラン」ベスト3でも考えてみよう。なんだか最近ランキングばっかりやってるとかそういうことを考えてはいけない。書きやすいんだランキング形式は。



第3位:夜に行くグランマ・サラのキッチン

スプラッシュマウンテンの近くにあるレストラン。

入り口の小ささに騙されて入ってみると、思いの外奥行きがすごい。しかも2階だてだ。

しかしどんなに広くても、その隣にはトップクラスの人気を誇るマウンテンがドーン。昼は激混みでロクに行けるところではない。
閉店間際の夜の時間に行くとそれなりに空いてて大変よろしい。

人混みが少ない時の店内は装飾見放題。飯を食う前にまずは探検だ。
お、絵画が飾られているぞ。綺麗だなあ。
む、壁に扉が張り付いている。灯りも灯っているぞ。これは小動物の家だ。いいなあここで暮らしたいなあ。1人で黙々と壁を見てる人間はだいたいこういうことを考えているので大人しく見守ってあげよう。

探せば探すほど小動物たちの生活様式が発見できてとても楽しい。音楽もカントリーな雰囲気があって心地よい。そしてこのナイス空間で飲むアイスコーヒーは格別なのである。

ご飯はあまり好みのものがないのでほぼ食べないがアイスコーヒーがあるなら充分ですわ。夜、1人でしっぽりとアイスコーヒーを嗜みたくなった時はここに行くことをオススメしたい。

ちなみにスプラッシュマウンテンが改装工事期間に入ってる時、夜にここへ行くとマジで人がいないので謎の貸切気分が味わえる。僕はスプラッシュマウンテンがやっていようとなかろうとクリッターカントリーが大好きだ。


第2位:午前中に行くハングリーベア・レストラン

みんな大好きバーモンドカレー屋さん。いつかとんがりコーンを頼んでみたい。

昼は激混みで店の外まで行列ができるのでとても行きたくはないが、午前中はお父さんお母さんたちの胃に負担がかかるせいかめちゃくちゃ空いている。

8時に舞浜駅でサンドイッチ(とアイスコーヒー)しか食べてない人間にとって、午前中のカレーなんて苦でもなんでもないのだ。むしろ食わせろ。

この店の楽しいところは座席のバリエーションが豊富なところだ。席を探しやすい大広間みたいなところもあれば、理容室の鏡の前でご飯を食べることもできる。なにより熊のオリの中でカレーが食べられるのはここくらいだろう。(隣のアトラクションのクマとは無関係のオリであると信じたい)好待遇の囚人のような気分が味わえてとても楽しい。人気席だから空いてる午前中に行くのが一番良いのだ。

そんなにお腹が減ってない時も、アイスコーヒーだけ飲んでればそれはそれは楽しい。むしろ席移動が楽だから、アイスコーヒーを飲みながら席の場所を移動することもできるのだ。
【熊のオリ→理髪店→屋外テーブル】と景色を変えながら飲むアイスコーヒーは格別にうまい。そしてこちらも音楽がカントリーで心地よい。カレーの匂いもいい香り。
快適すぎてパレードの時間ギリギリまで居座る危険性もあるので、その日楽しむ目標と相談しながら使用していきたい。


第1位:夕暮れのボイラールームバイツ
説明不要。「夕暮れのアドベンチャーランドは最高」という僕の持論の根幹はここから来ている。

まーーー何と言っても音楽が良い。
スティールパンから奏でられるペペンポペペンポな音楽は聴くだけでテンションがあがる。
そして開放的な屋外席。オレンジ色の電飾。まるでキャンプ場の夕暮れのよう。これから夜が始まるぞ〜という高揚感がこれでもかと味わえる。

ペペンポペペンポな音楽が流れる中、オレンジ色の電飾の下で夕暮れの風を浴びながらアイスコーヒーを飲む。その時人は「幸せ」を感じるのである。〜オスカー・ワイルド Oscar Wilde(1854 - 1900)〜

また、時間帯が合えば近くで行われているショー「レッツ・パーティグラ!」の音楽が聞こえてくる。

これはその日にショーを見れていれば最高に楽しい気分が味わえるのだが、抽選に外れたり並ぶのが遅れたりして見れなかった時に聞こえてくると地獄の苦しみを味わうことになるので諸刃の剣である。時間帯は慎重に。

ディズニーの夕暮れはつい寂しくなってしまいがちだけれども、ここに来れば否応無しにテンションが上がるので夜をポジティブに迎えられる。そう言った意味でもここは素晴らしく快適な場所なのだ。
ただし冬。てめーはダメだ。大人しく暖かいカレー屋に行かせてもらう。



書いていたらディズニー行きたい欲が強まった気がする。うう、早く収束してくれえ...。

次はディズニーシー編にしよう。