きたーーー | とりあえず、できるといってみよう!

きたーーー

申請受付から2ヶ月と3週間、ようやく渡航許可証と労働許可証が届きました。大人用は、コンボカードという免許証みたいなのが届き、子供は渡航許可証の紙切れが届きます。

これまで3年以上、「明日くびになったら、すぐに荷物まとめて帰って日本の職安にいかないと」という生活だ続いていたので、若干のストレスからの開放。

近年は実際にクビになる可能性は限りに無く0に近かったとはいえ(人手不足、会社好調、評価よし)、かなり嬉しい通過点です。

実際の緑紙は、さらに数カ月後に届くらしい。

さて、テクニカルには今すぐにでも転職できるらしいですが、さすがにそこまで豪気でもないので当分は今の会社で頑張ることになります。

今、ふと自分のブログを見て、いつも一番上に表示されている

「外資系IT企業に勤める一介のプリセールスSEが、本社の開発陣にまぎれこみ、 プロのソフトウェア開発者になることをめざす。そんなブログ。」


というのをみて、そうだ、僕は普通のプリセールスSEだった、と思いました。今はなんちゃってテストエンジニアのフリをしてますけど。

日本のできるテストエンジニアのブログとかみてて、テストエンジニアとはなんぞや、みたいなのみるとなんだかすごくて怖いんですけど、感覚的には、プリセールスSEをやってた時と何も変わったことはありません。検証して、悪いとこをレポートして、直ったかを確かめる。それと、顧客にとってこうあるべきというのを製品に反映させるようにアピールする。

たぶん、サポートをしている人とかも同じで、障害対応窓口としての仕事の中でも、コードを調べて、実機で検証して、こうあるべきというのを考えて、とやっている人は、そのまま開発側にきても働けます。実際、OSSの世界だと、そのへんの境ははっきりしてないですしね。

逆に、元開発者でもプリセールス側でバリバリやってる人もいるし、サポート側に行く人もいるし、良い製品を作ってユーザーに提供する、という軸さえブレなければ、職種ってそんなにカチッとしたものじゃないな、と最近は思います。

と、いうことで、このブログを始めてから5年経って、渡米して3年経って、プロの開発者になれたか、というと、「別にみんな金もらって製品をよくしてるんだから、どこにいてもなにをしていてもプロの開発者だし、逆に開発部門にいてもちゃんとはたらいてないやつはニセ開発者だ」という結論に落ち着くかもです。