JavaScriptが悪だった時代 | とりあえず、できるといってみよう!

JavaScriptが悪だった時代

昔、JavaScriptというWebをダイナミックにする(今からみれば静的コンテンツの部類ですが)技術が世に出たとき、ブラウザーのデフォルト設定はOFFで、大部分のブラウザがデフォルトONに変えた後も、一部のIT通(俺、技術に詳しいんだぜっ!メールの題名に日本語使っちゃだめだよ!な人たち。)は、「そんなのをONにするなんてセキュリティの意識が低すぎるっと偉ぶっていたものでした。

私はセキュリティの意識は割と低めなので(&Javaの会社の人だったので)気にしないで使ってましたが、先日、ブラウザのJavaScriptをOFFにする機会がありました。その状態で世の中の大企業のWebサイトを見に行ってみると、もはやブラウジング不能です。こうして誰も意識しないところまで浸透したのは、やっぱりオープン規格だからこそかな、とFlashをみると思います。

閑話休題

さて、今シアトルにいて、このブログは日本から持ってきたノートPCで書いていますが、普段のプログラミングだのなんだのは支給されたデスクトップPCを使っています。日本語環境を整えようと思えばできなくはないのですが、特に必要性は感じないので日本語入力は入れていません。

この状態で、Googleの設定を「日本語」にしてみて驚きました。ローマ字入力で単語を入れていくと、サジェスト機能でどんな単語でも出てきます。しかも普通に変換したら入力が大変なものもすらすらと。「てにをは」は無理なのであくまで単語を入れるのにしか使えませんが、素晴らしい精度です。これをIME(日本語入力機能)に応用したのがご存じGoogle IMEですね。

私も前にWindowsにいれてみましたが、芸能人の名前を入れるよりは半角英数交じりの文章を如何にスムーズに入れられるかのほうが大事なので、すぐに使わなくなりました。でも、家庭での利用だったらGoogle IME、かなり良さそうです。仕組み自体はOSに依存しないでしょうから、Ubuntu (Linux)用を出してくれるといいんですけど。どうせCromeOSでは搭載するんでしょうし。