三回目の緊急事態宣言下で思うこと。 | 昆布ジャム YokotaNoo konbu ( Peace@table)

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(一社)日本昆布協会 2015年度昆布大使山中陽子が北海道のおいしい昆布で昆布のジャムを作りました。

 だんだん腹が立ってきたので、とりあえず、書いておきます。

本日、三回目の緊急事態宣言が延期されることになりました。

宣言は早めに、解除は慎重に、してほしい、と医師会の会長さんが言ってたのは前回の宣言のときでした。
ここまで来て、ようやく政府もこのままではいけない、と思うようになったのかもしれないですね。



去年の時点で、医者の言う重症は一般的な感覚ではもう死にそう、中等で重症、ぐらいだと思ってください、と、あるお医者さんが言ってらっしゃいました。
そしてアメリカの感染した日本人の人が、掛かり付けのお医者さんに電話したら、カロナールはあるか?と聞かれ、あると答えたら、もう病院には受け入れられない、とにかく家でカロナール飲んで寝てて、というお答えで、家庭内感染した家族4人で一週間、それぞれの部屋で唸りながらサバイバルした、って言うブログを読みました。
あーアメリカこんなになっちゃったんだーと、思ったけど、周回遅れで日本もそうなりましたね。

去年、ロックダウン中のロンドンやフランスの友達がこちらの状態が先行してるから日本ははまだか余裕があるうちに準備して、と、メッセージとかくれてたけど、何もせんかったですよね。

そもそも、COVIT19に関わらず、肺炎というものには肺炎を起こしている原因を特定し、菌ならばその菌、ウイルスならそのウィルスにあった抗生物質があれば投与というかたちですが、特定が難しかったり、耐性があったり、複合的な原因だったりで薬の投与、は難しいものです。一般的に広範に「肺炎に効く」という薬はあまりありません。免疫力が強いのが回復の鍵です。
肺炎とは、元々そういうような病気なので、まずならないことが肝心です。
ましてや新型コロナは新型で未知のウィルスですから感染しない、ということしかないのです。
ですから、外出の自粛もマスクも消毒もそれしかないからとても大切なことなんです。お店を休業させるのも、お店が悪いのではなくて人流を止めるという意味が強いのです。

とにかく、政府は説明不足で、しかも感染防止無くして経済なし」の覚悟も決められず、感染止めるか経済とるか、どっちもー、みたいなことして一年過ごしました。
オリンピックやりたいならなおさら感染防止に勤め、札束積み上げてでもワクチンをかき集めなければならなかったのに、なかなかそういう行動も取れず、いったい何考えてるの?とおもっていましたが、今、これ、です。

何が悲しいかって、私の個人的な友人ですらヨーロッパやアメリカから、日本はまだ余裕があるから今のうちに対策したらいいね、といってくれていたのに、政府にはそういうことをおもう人はいなかったのか?ということです。

医療崩壊に苦しむ他国の様子を見ながら、もしそうなったら?ということに危機感を募らすことなく、経済を回す、という方に傾いたこと。そして、感染が落ち着いたとこですぐにGOTOとか、第三波のときもせめてもう一週間、大事をとって二週間、と思うところをなるべく早く切り上げて解除してほしいという空気が出てしまったことなど、過ぎたことにタラレバは言っても仕方はありませんが、なぜ、そうしたか?ということは明らかにしてほしいと思います。
ヨーロッパやアメリカに先行事例はたくさんあったのに、結局、安倍さん~菅さん、閣僚、官僚、議員の想像力不足か、困らない人たちの集まりで余裕こいてたか。そして、このみ何事もなくじっとしとけば寝てるこを起こすこともなく、なんとなくオリンピック~選挙に滑り込めるとでも思ってたのか、ですよね。

もっと合理的で明快な、せめてしっかり説明のある政治が行われることを望みます。