今年もきっとトライ&エラー(笑)。自分を育てて生き直す私② | 昆布ジャム YokotaNoo konbu ( Peace@table)

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(一社)日本昆布協会 2015年度昆布大使山中陽子が北海道のおいしい昆布で昆布のジャムを作りました。

自己肯定感のお話。
続く、のままにもう2月!


今年はブログ、もう少しマメに更新しようと思いますので、昆布ジャム共々よろしくお願い致します。

では、続きを。

「みなさーん!こんにちはー!」
ボーグ重子さんは、ミニスカートに巻き巻きのロングヘアで、はつらつと登場されました。

どんな感じの方なのか?と、ちょっと構えていたのだけど、引き気味の気持ちを一蹴されました。
ボーグさんのキャラクターはもちろんあるでしょうが、なんと言うか、目一杯の元気を届けようとしてくれてる、誠意のようなものを感じ、勝手に感動してしまいました。

そして、お話を聞くうちになんだかとても癒されてきました。

前述のように私はなにかと親に振り回され、結婚して子供を育てているうちに親との関係に向き合わざるを得なくなり、自分のあり方を振り返るようになったのですが、その結果、自分はアダルトチルドレン気味というか、癒されない、満たされない、自分のなかに愛を乞う小さい子供を発見しました。

・・・・・実はこの後に長い長い文章を書いたのです。
でも消しました。
消すのに、delete押しっぱなしで消していって、3分以上かかった(笑)。

あーだった、こうだった、と一つ一つを思い出してここに披露するのもなんだかみなさん読むの疲れそう、という気持ちになってきたから。

ただ、こんなことがあった、こんなこと言われた、その時自分はこう思った、という風に一つ一つ思い出すのは、私にとって悪いことではなかったみたいです。
あのときあーだった、と、細かく自分に起こったことやその時の気持ち、満たされなかった思いや、傷ついた思いに向き合って、あのときはつらかったね、とか、あのときこうだったらよかったね、と、昔の自分を今の自分が慰めたり、諭したり、取り戻せないことについてはこれからどうするか考えたり、泣いて諦めたり・・・しつこく向き合ったら、あら、ずいぶん私、平気になってるじゃーん、とか思いました!

結構きついことはあったけど、ぬぐいされないトラウマになって精神を病んでしまうようなことはなかった。親は親なりに私を愛し、私も何だかんだと押さえつけられながらも甘えていきていた。
そして、母が強かったように、私も強かったのだ、と、思いました。

そう、私は可能性も才能もたっぷりに生まれてきたのではなかったか?
自分の空想の世界に没頭していつまでも本が読めていた私。
戦争や災害や世の中の不条理が、心に引っ掛かって眠れなくて、どうにかしなくては!と思った私。
空想力とエンパシイ。
これは非認知能力の大きな要素です。

私の、自信を無くしたり、力を出せなくなったりしている要因には、親の呪い(笑)もあったかもしれないけど、そうした方が私自身生きやすかった、というのもあると思いました。

専業主婦にも向き不向き、適正があると思います。
結婚してすぐに、「私は事務、経理にむいてるー」とか、「私は営業職がいい」「もの作りの現場に行きたい」、とか、職業に適正があるのに、どうして専業主婦はそれを問われないのか?と思いました。
主婦って、究極のジェネラリスト、問答無用でなんでもやる課配属。

家族親族、いろんな人の中の下っ端新人としては、知的なこと、いろんな能力は突出しない方が波風たてないし、自分にいろんな選択を突きつけずにすむと思いました。
日々起こるいろんな問題を柳に風と受け流し、子供と家庭とそれに付随することに心を傾けて生きる、というのは、人それぞれではあるけど多かれ少なかれ努力を要することだと思います。
そして、私は何もできない、と、思い知るような出来事に心が折れたり、偶然の様な奇跡の様な事で子供が守られた一瞬とかを体験すると、とにかくもうめちゃくちゃ謙虚な気持ちになったりすることが、長い家庭生活の中では時に起こること。
私は、感受性やら批判精神やら、何かを眠らせることで大きな家族の中のお嫁さんとして、お母さんとして、楽しく過ごす術を身に付けたような気もします。
だから、ちょっと私なにもできないわーなんて、親がどうこうというところもあるけど、自分で装ううちにそれが楽だったり、習い性になっちゃったりした部分も大きいかったかもしれないなーと思いました。

心を揺さぶられ、このままで生きることはできない、という自分のパッション、何かをきっかけに起こされた変容、変化を認めるのは、その後を考えたら怖いことでもあるし、そこそこ楽しくて、そこそこ我慢できるなら、変化はない方が生きやすい。
だましだまし、そこまで不幸せでなく、というのは普通のことなのかも知れません。
そしてその中で自分の情熱を傾けることを見つけて、趣味や仕事として楽しんでいければこれに勝ることはないのでしょう。

わたしはいったい何をしたかったのか?
趣味じゃダメなのか?
私のパッションはどこにある?
誰かに認められたい承認欲求?
それでもって、世の中の変化にうちひしがれてやっぱり何もできない、と泣く泣くおうちにかえるのか?

なんでこんなにダメな人間にしたのよ!と親を恨みつつ、ジタバタやっての今は、なんだか長いリハビリを終えて、ようやくまた自分に帰ってきたような気がします。

自分で自分を癒す。

仕事をしていく過程で、私はなんだかようやく母から別れて、自分を取り戻してきたような気がします。
でも、それははっきりいって、家内はボロボロ、お金も無くなり、絶賛買わないキャペーンは実施中だし、子供にも大したことはしてやれない、要するにこれが私の今の実力なのね、という状態を引き起こしているわけです(笑)。

でも、いいの。
子供には私、そんな威厳もなく、怖くもなく、威圧感のないお母さんとして精一杯の心を注いできたし、この春でなんとかみんな社会人。
昆布ジャムつくったり、迷走したりでつい増えてしまった借金も、母を悲しませてしまったけれど、なんとかなる!と思えている自分に驚きます。

自分に自信を持つ。

ビジネスという観点からは過信せず、何かあれば転進も撤退もありうることと思いますし、何よりもまだこれから軌道にのせねばならない状態ですが、妄想でも、仮想でもない、昆布ジャムという実存を作り出し、売る、という生業に至っている事実を信じることは、自分を信じていいことなんだ、と、思います。

そして一人ではない。というのも大きなささえです。

今、私の周りには私が大人になってから知り合い、親しくなった友達が何人もいます。
その人たちのなかには昆布ジャムを応援してくれたり、実際に買って食べてくれたりする人もいます。そして、さらに自分の得意を生かして、あるいは私のことをみかねて(笑)仕事を手伝ってくれる人もいて、ありがたい仲間として私を支えてくれています。
今はほんのささやかな日給を支払うことも精一杯どけど、これから先、みんなの気持ちに報いることができたらいいなと思います。
私、どうしようー、できナーイ何て言ってはいられないのです。

私もこれからはスイッチ切り替えて、知恵を絞る。きっと私の脳ミソ、スゴい知恵があるのに、長い間眠っていたような気がする(笑)⬅️この自信はどこから(笑)?なんの根拠もないが、やれそうな気がする(笑)
自己肯定感を意識することなく。

パッション!
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昆布ジャムYokotaNoo KONBU(よこたぬーこんぶ)は
・広島市中区 プロマート八丁堀店
・広島市西区 古江のリチャード
通販にて販売中。
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