昆布ジャムへの道③ インターナショナルブッフェだ! | 昆布ジャム YokotaNoo konbu ( Peace@table)

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(一社)日本昆布協会 2015年度昆布大使山中陽子が北海道のおいしい昆布で昆布のジャムを作りました。

おはようございます。

来てくださってありがとうございます。
 
何かのプロになりたかった。
 
それって専門の学校を出て、何か資格を持っていること?
ディプロマを取得していること?
学歴?
立派な職業?
 
自分が自信を持てることって何でしょう?
 
子供っぽい根拠のない自信、みたいなものを感じるときもありましたけど・・・。
 
「あんた、何かのプロかね?」
インターナショナルバッフェの夢を語る私にコンサルタントのおじさんが聞きました。
うーん、と考えてしまいました。
当時の私は何しろ大学は出たものの結局思う試験は不合格で、何年も浪人するのは親に反対され、すったもんだで、地元企業に数年勤めたあと結婚、そのまま専業主婦で15年、というところでした。
PC どころか数字にも弱く、何かのプロ、何て到底思えない状況でした。
 
プロの主婦?といえるほどの主婦でもなく(笑)
(ちなみに主婦って究極のジェネラリストですよね。プロフェッショナルの反対、とにかく何でもこなす、そういう意味ではプロのジェネラリストともいえるかも、ですね)
 
「えーと、食べる・・・プロ?」
 
おじさん呆れて
「まあね、5000万くらい持ってて、半年お客がこなくても大丈夫、くらいならやりんさい」と。
 
5000万かー。
私、実はこの時、5000万あったらできるんだ!って、ある意味できないことではないのだな、などとおもったのです。
友達に「それはもう、そのコンサルタントにはなから相手にされてないんだね」と言われてなるほどー、と思った次第。
アホですね(笑)
 
でも、いいとおもうんだけどなー、インターナショナルバッフェ。
いろんな国の人が集まれる空間。
食のタブーや思想、信条、宗教や嗜好を越えて、同じテーブルにつける店。
そこを出れば紛争当事国の国の人だったり、歴史的に対立する国の人同士でもお店の中で同じ空気を吸って、ご飯を食べる事ができる。
他では見れない風景が見れるお店。
それって平和の視覚化ということではないのか?
 
5000万かー。
ハラールやコーシャ、ベジタリアン対応です。
そのときの私の知識を動員して考えた計画では、少なくとも4人のシェフと4つくらいの調理場がいるのです。
でも、小ぶりなオリンピック選手村、みたいなイメージだったのですから、本気で考えたら5000万でも足らないと思います。
そして、もっと本気で考えたら、もっと小さく、自分でフライパンを取って、できることから始める、という道もあったのだと思います。
何しろイメージ先行、妄想で頭が一杯の私だったのでした
 
あー、疲れた。疲れません?
まあ、お茶でも。
 
今週は飾り巻き寿司の教室を開きました。
 

 
私、今のところ昆布の仕事のほかに時々飾り巻き寿司を巻き巻きしたり、教えたり、タイ料理を教えたりしています。
プロになりたいと思いつつ、先生とか、教える、という分野はついぞ思わず生きてきたので、最初は先生と呼ばれることすら恥ずかしく、先生になりたくてやってるわけではないし、と思うことも多々ありました。
でも、私にお金を払って、私を先生といってくださる方々に、そんな気持ちでは申し訳ないような気がして、それならばそのようにがんばらねば、と思うようになりました。
 
何で、自分を教えるプロ、とおもえなかったのか?
やっぱりどこの料理学校を出てるわけでもないしね、とか、これでいいのかな?と思っても、これでいいんです!という答えのないみちだからかな?
 
社会に出たら、テストも評価もない、点数つけられない人生が始まるの。
学校で教えるのはそういうことが一番大切なんではないかな、と思う今日この頃です。
 
さてさて、世界平和を隠しテーマに(笑)私の迷走する妄想はどこへ?
昆布はまだ見えてきませんね。
ではまた。

 

 

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