来てくださってありがとうございます。
さて、好きなことを仕事に、とおもってはみたけれど、仕事にするほど好きなものってありますか?
2006年、12年前の私は15年ぶりに専業主婦から世の中に出て、すっかり様変わりしている仕事環境についていくこともできず、なんだかがっかりしたり、焦ったりしてました。
大学時代の見果てぬ夢よもう一度。
資格試験にトライしようとしてみても錆び付いた脳ミソが働かず、試験を受けるどころか問題集やら参考書を読み下すのすら一苦労。これでは仮に試験が通ったとしてもその先ずーっとその道のプロで勉強し続けるなんてむりだ、と思いました。⬅️まず通らないけどね(笑)

手も足もでないにゃ。うん。
ある日、留学生のお世話をして、その後キャンパス内を見ていて、ぼんやりとみんな何を食べているのかなー?と思いました。
その当時、学食には宗教的なタブーに対応したメニューもベジタリアンに対応したメニューもありませんでした。
留学生に聞いてみると、みんな食べるのには困ってない、というような答え。食材は通販で買えるし、自炊すればお金もかからない、と。
なんだかとてももったいないような気がしました。日本人の学生にとってもです。せっかく日本に来ているのに、せっかく海外からの学生が来ているのに、お互いが同じ場所で食べたり飲んだりしながらおしゃべりしたり、友情を深めたり、とか、しないのかな?と。
さて、自分が食べるのも好きなら他人が食べるのも興味あり。お休みの日や時間のあるとき繁華街で時々、外国人旅行者が何を食べているのかを観察するようになりました。うどんやさんの店先でじーっとたたずんでいながら、立ち去るひと、和食のお店の前で何事か相談してるかと思ったのにそのままMcDonald'sに行ってしまうグループ・・・。
ああ、もしここに英語表記の案内やメニューがだしてあったなら、と残念に思いました。
そうだ!
私がやろう!
インターナショナルビュッフェだ!
まあまあ、お茶でも一服。
このままレストランへの道を一直線に進んでいれば今頃は小さなお店のひとつも持てていたでしょうか?きっと昆布ジャムはなかったでしょうけどね。
自分の思い付きに舞い上がってなんの経験も技術もお金もないのにとても楽しくなってしまった私、コンサルタントという名前のおじさんに会いに行きました。
そしてそのおじさんに、あっさりとお店の夢を却下されてしまうのです。
なんだか過ぎてきた昔を振り返ると自分のアホさが身に沁みますが、昆布ジャムへの道、まだ続きます、ってか、まだまだ昆布に行きつかなーい( ´∀`)