最も清掃員を泣かせるごみ

皆さん、知ってます？

この世で一番清掃員泣かせのごみ。

それは……

モバイルバッテリー！！

いや、モバイルバッテリーというよりもリチウムイオン電池を使っている商品全て。

リチウムイオン電池が何に使われているのかというと……モバイルバッテリー、携帯電話、ワイヤレスイヤホン、電動歯ブラシ、電子辞書、ラジコン、電動工具、シェーバー、デジカメなどなど、例をあげればキリがないんだが、USBで充電するタイプのものはほぼリチウムイオン電池が使われていると考えてもいいと思います。

なのでこのタイプのものは、不用意に不燃ゴミで捨てずに、いちどリチウム電池の可能性はないか考えてみた上で、パンフレット等で確認してみてください。

これの厄介なところは、まだ一部の自治体しか回収システムができていないところです。

ではどのように捨てればいいのか？

それは……

拠点回収！！

区役所や市役所などに置いてある回収ボックスに入れる拠点回収、清掃事務所で手渡しで直接渡す、もしくは大型量販店に持っていくという少し面倒な捨て方になってしまう自治体がほとんどです。（中にはリチウムイオン電池のものだけを集めて、リチウムイオンと書いておけば、持って行ってくれる地域もあるらしい）

何故、リチウムイオン電池がこれほど厄介なのかというと、数あるゴミの中で、最も危険度が高いごみだからである。

年末年始や引っ越しシーズンはこれが原因で清掃車火災が数多く発生している。

実はこの電池は圧迫に非常に弱く、少し押されると火が出る可能性が非常に高いので、普段使っていても取り扱いには気をつけた方がいい。

その瞬間に火が出なくても衝撃を受けた30分後に急に火が出ることもあるので、油断できない。

なので手渡しやボックスに入れることが大事。

……という訳で行ってきました！