2つ目の注意点としてはプラスチック資源の捨て方です。

これって意外と清掃員でも迷ってしまいます。

「プラスチックの捨て方なんて簡単でしょ?うちの地域にはプラスチックの日があるから、その日に出せばいいんでしょう?違う?」


まぁ……そうなんですが、正解とは言い切れませんね。



実はだいたいどこの地域でもプラスチックに関して言えば(例外あり)




『容器包装プラスチック資源』という表記されている。




ややこしい!



ポイントは、容器包装
という言葉である。




読んで字のごとく、容器か包装のプラスチックしか回収されない。





プラスチック資源の日によく断捨離の後の祭りみたいなプラスチック資源を見る。




中身を見ると、




プラスチックのおもちゃや



小さなプラスチックの滑り台が集積所に置かれていることがある。



容器包装プラスチックとは、



プラスチックであれば何でも持っていくというものではないです。




(こういったものは可燃ごみの所が多いですが、ゴミカレンダーの方を確認してください)




容器か包装のプラスチックなので、




例えばヨーグルトの容器や



ペットボトルのラベル、汚れていないお菓子の袋などなどである。

わかりやすい例を一つ言います。




袋に入ってるストローをもらうとします。



袋は容器包装のプラスチックにあたります。



袋は包装だからです。 




しかしストロー自体は本体に当たるので容器包装のプラスチックにはなりません!!




こんなややこしい事ってあります?
でも仕方がないんです笑




なんでもかんでもプラスチック OK にしてしまうと




汚れているものとかも含まれてしまうことが多いので、



まずは容器包装を資源としたのだと思います。

しかししかし、これは数年後に


プラスチック全国統一ルール



というのが生まれるのでその時にまた新たに説明をさせていただきます。




なので断捨離の時にプラスチックだからといって



何でもかんでもプラスチックの資源の日に出さないでくださいねぇ〜。




気持ちだけはとてもありがたいですよ!




容器包装もちゃんと集めれば一週間でこれだけ集まります。


(この週は少ない方……)




断捨離の時だけじゃなくて普段も皆さんご協力いただけると嬉しいです!


今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!!


最後に僕の本の宣伝をさせてください!
ごみ関連の本を8冊出しているのですが、今日はこちら!!

こちらは2018年に出した『このゴミは収集できません』の第二弾『やっぱり、このゴミは収集できません』です。


ありがたいことに〜このゴミは収集できません〜はアマゾンでベストセラーになりました。


この本はその続編です。



こんな新品な物が捨てられるの? 


え?食べられるのに捨てられるの?などなど


ゴミ清掃員から見ると信じられないゴミって世の中にいっぱいあるんですよ。

最後の章は、ごみを通してこの世の中がどうなったらいいか清掃員なりに提案しています。

本当にごみって奥が深いんですよ〜。


気になった方は是非よろしくお願い致します!