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さて、土もの特集Part1はいかがでしょうか?
さすが備前焼! 焼物好きな方には根強い人気を誇るだけあって、さっそく多数のご入札を頂きました。
ありがとうございます!
藤原啓、藤原雄といえば、「藤原備前」と称されるほど、備前焼の発展に尽力された両名です。
備前焼では金重陶陽に続く人間国宝として、また親子二代にわたっての人間国宝認定は、両名共にそれだけ作品の出来栄えが良く、備前焼発展への功績を評価されたといってよいでしょう。
まったくの他分野から、紆余曲折を経て陶芸の道を志した啓。
東京で編集者として活躍していた最中、政局と時代の波に翻弄されて、挫折を味わいました。
故郷へ戻り、備前焼に触れるなかで、持ち前の高い教養と強い意志で陶工の道を切り開いたその精神は、
素朴で飾らない姿勢
詩情豊かな作風
ユーモア溢れる作品
に集約されています。
啓が築いた礎を、雄が、備前焼の海外への発信と普及という形で踏襲。
精力的な作陶活動と平行して、雄が取り組んだのは、
海外のアーティストとの交流
海外の大学での講演活動
展示での作品発表
でした。
それらの活動は、着実に備前焼の発信と普及につながり、輝かしい成功をおさめてきた雄は、一方で視力が極端に弱く、決して順風満帆な歩みではなかったと語られています。
そんな両名の作品は、それぞれ作風は違えど、「藤原備前」に共通した力強さと、どこか情緒漂う、いつまで見ても飽きることのない魅力が備わっています。
備前焼は景色と窯変で評価が決まるといわれています。
いずれの作品も、藤原備前の持ち味である、「単純・明快・豪放」を表現する逸品であり、備前焼としての評価も高い作品です。
ぜひお手元においてお楽しみください!
(T)
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