グループ/タイトル ARCTURUS/「LA MASQUERADE INFERANALE」 1997年 ポニーキャニオン 2,548円
ノルウェーのブラック・メタル・バンドARCTURUSの3作目。
「前衛オペラ」という意味を持つARCTURUSの3作目にして日本発登場のアルバム。
ノルウェーでは、スーパーグループ、スーパーバンドからのメンバーで作られたサイドプロジェクトとして組まれたアンダーグラウンド・スーパー・サイド・プロジェクトARCTURUSが演るアルバムの内容は、ブラック・メタル・バンドの中でもクオリティの高さで群を抜いているのは、言わずもがな、かな。
さすが前衛オペラというだけあって、ARCTURASの得意とする交響曲的な音の描写をさらに磨きをかけ、シンフォニックでドラマティックなイメージを全面に出したARCTURASの世界は、ロックに交響的な厚みというスタイルは他の追随を許さず、一曲目から思わずARCTURUSの暗黒の世界へ引きずり込まれてしまう。
このアルバムは、ブラック・メタルというよりもゴシック・メタルといったほうが正解で、EMPERORなどの世界とは一線を画する内容となっている。
暗く沈んでいく中でドラマティックに流れていく内容は、シンフォニック・ゴシック・メタルといったほうがいい。メンバーの裏打ちされたテクニックやサウンドはこのアルバムを高水準にしており、これからもっと期待したいプロジェクトであり、最高水準のアルバムとなっている。

