これが見たかったのです。個人的には威風堂々の巨石をそのまま放置でも良いと思っていましたが、地元の皆さんの意向で手が加えられました。きっと何十年先も、何百年先も滝を護る不動明王となるのですね。
棚下不動堂への参道を登りつつ振り返れば……
棚下不動の滝 雌滝
白い岩肌を舐めるように落ちる滝。滝の直下に行けば、きっと落差40mの滝を実感できそう。
そして利根川。今まで自分が訪れた数々の滝を落ちた水が流れているハズです。
棚下不動堂に参拝。思う存分に滝と戯れさせていただきます……と。
震災でお堂左手の遊歩道?が崩れてしまい、右手に新しい遊歩道が造られていました。そこそこの急な登りですが滝が見えているので頑張れます。
棚下不動の滝 雄滝
木漏れ日の中に程よい水量の雄滝です。
夏の午後の陽光の演出。
そして狙い通り滝つぼには虹🌈。
確か、プラリネさんが『晴天の午後に虹が架かる』と言われていました。
落差37mは水を線から点に変える。
あんぐりと見上げる落ち口の岩の凹凸が面白い。
プシュっと飛び出す水、ソロリと落ちる水、始まりは二重なのですね。
虹の滝の裏見なんて……なんと贅沢なことか。もっとも裏から虹は見えてはいないんですけど(笑)。
輝きを放つ水飛沫を浴びて。
目の前を瞬間で通過する水の玉。
バチバチの音の響き、程よく濡れる涼感、やはりこのポジションの裏見が最高だ。
今まで数々の滝で裏見をしましたが、目下のところ合法的裏見滝を3つ挙げるなら、鍋ヶ滝、雷滝とこの棚下不動の滝となります。
滝の後ろの空間は国内随一の広さです。
大きさや広さが伝わらないと思うので、
北橘温泉 Komoriテラス ばんどうの湯♨️
高台の見晴らしの露天風呂で温まったり涼んだり、疲れを取って体調を整えました。
とんかつ たくとみ
関越道方面の滝旅でいつも寄る花園I.C近くのとんかつ屋さん。次はロースカツカレーの一択にしよう。
急遽、予定変更の日帰り滝旅。