山陰山陽の滝旅 #11


広島県庄原市の滝三昧はまだまだ続きます。


那智ノ滝から東に移動。

滝の入り口となる大鬼谷キャンプ場は、大変に賑わっていました。


道沿いにキャンプやアクティビティーの受付があって、延々と歩くのか心配になりましたが………


雄滝、雌滝ですね。

そのまま車で進んでくださ~い……と。


まさに人をかき分けて滝への道を進みました。


ふむふむ。滝に会う前は読んでも頭に入ってこない。

先ずは宮川の下流側の雌滝から。

遊歩道が整備されていました。

雌滝 めんたき
落差15m "人" の字の滝です。

左手、右手、横顔の表情が豊かなべっぴんさん。

水はちょっと冷たかったけど、生乾きの沢靴には気持ち良い。

左手からは二段の段瀑。

水量豊かで元気良い。

お釜もちゃんとありますよ~。

滝を二分する岩の真下から見上げる。

緑のジャバダハットがぬっと顔を出したような………。

この苔がとても綺麗でした。

左手からは複雑な水の流れが優雅で凝視してしまいました。

ここでこんなに長居をしてしまうとは………

自分の目で『良い滝だなぁ』と思えて満面の笑みです。

丁度、ご家族連れが来られていたので、入れ替わるように滝を後にしました。

雌滝の上流、数百メートルに雄滝があります。

降り口は二ヶ所。こちらは手前の入り口です。

雄滝 おんたき
あらら……雄滝も直感的に曳かれる滝でした。

側壁との配置、少し幅広で乱舞する滝水、滝前は広くてお立ち台つき、水は澄んで遠浅?の竜が棲む滝つぼ………

雌滝と比べれば確かに勇壮な滝。

できる限り近づいて。

跳ねてますね~。

雌滝とは異なる魅力を持った雄滝、良いカップルです。

雄滝の落差は21m。決して大きな滝ではありませんが、自分はなんと小さいことか。

入り口にどーんと停めてしまいましたが、落ち口の入り口付近には広いスペースがありました。

雄滝の落ち口です。

この後は福田頭の滝を予定していましたが、全く時間が無くなってしまいました。

計画性が無いと言えばそれまでですが、所詮、予定は臨機応変。今、目の前にある滝を楽しめればそれで良しとしています。

この日、最後の滝に………


【まとめ】

◯2024.4.28 ひとりで。

◯天気は曇り時々晴れ。

◯見処沢山、人の形の雌滝。

◯本当に竜が潜むかの勇壮な雄滝。


◯訪れた滝

○雌滝:広島県庄原市

○雄滝:同上