山陰山陽の滝旅 #3


美作市の名も無き交差点。

最後に直進方向(東向き)に進みす。


この滝も神社の滝となります。

県道からの入り口に鳥居。ここは相棒で入るので端を進むことはできません。

参拝者用の駐車場に停め神社へ。

二つ目の鳥居をくぐり天石門別神社⛩️に参拝。本殿の横を抜けて滝に向かいます。

琴弾の滝 ことひきのたき
手前の小滝を入れて奥行きのある滝です。この奥行きは滝の後退によるものでしょうか。

滝前に近づけそうで近づけない。

滝見道の終点からも違う視点で見ることができます。少し高い所から眺めると、滝の高さとともに滝つぼの形や深さ、色を感じられるので壮観です。

あの真正面の岩の頂から見たら、どの様に見えたのか。

滝音に包まれて一休みしてから滝前を離れました。

次の滝は白水川の男滝・女滝です。
琴弾の滝のある県道を更に進み、北側から白水川に沿った林道を南下しました。

標識を見つけると滝にたどり着ける確信が持てます。この林道は舗装されていますが、とても狭く少し荒れていました。

女滝の表示は見当たりませんが、ここかなぁ?

下流の緩い斜面から滝前に降ります。

白水の滝 女滝
落差6.6m 。落葉の時季は辺り一面が落ち葉🍂に埋まって綺麗だろうなぁ………と。

曇り空で暗く見えますが白水川の水は清らかでした。

落ち口もチラリと。

更に林道を上流に南下していきます。
途中、白滝池を経て1kmほどで男滝に到着です。

ここは観光の手が入っているようです。

"かんたきひろば" ………むむ?

ありそうでなかった呼称。

環境庁の御墨付きということでしょうか。

早速、かんたきします。

自然の滝と人工物は極力一緒に撮りませんが、妙にマッチしていました。

白水の滝 男滝
紅葉の時期の姿が容易に想像できますね。

滝前からの滝は、男ながらふくよかな姿に。

そして黒々とした岩肌を優雅に落ちる。この日の姿は『男女』と言うより『姉妹』、あくまで個人的な印象です。

東屋のある左岸から。

岩肌を覆う苔が綺麗。

水に抗う(あらがう)岩。

条件が良ければ川の水は更に綺麗でなのかもしれません。

観滝公園への降り口にドーンと停めてしまいましたが、直ぐ先に駐車スペースがありました。

そこから落ち口に近づくことができます。

透明な水が白に変わる瞬間。実際には見え方が変わっただけで、水そのものの色が変わった訳ではないですが。

林道は更に南に伸びています。地図上では道が抜けていますが、かなりの酷道らしく美作側(北側)からのアプローチが推奨されています。

一瞬、抜けてみようかと思いましたが、素直に諦めて男滝で引き返しました。


神社の滝と過酷な林道の滝と

それぞれに魅力的な滝でした。


【まとめ】

◯2024.4.26 ひとりで。

◯天気は曇り時々晴れ。

◯琴弾の滝は滝が後退した立体的な美。

◯林道沿いの深山の白水の滝。


◯訪れた滝

○琴弾の滝:岡山県美作市

○白水の滝 女滝:同上

○白水の滝 男滝:同上