紀伊半島滝旅 2024春 #3


滝めぐりの合間に熊野三山。

何度も近くに来ていましたが今回は参拝します。


熊野本宮大社⛩️
鳥居から一歩入ると空気が変わる。

外国からのお客さんは、自分が目を止めないものにも熱心に関心を寄せられているのが印象的。ゆっくりと参拝させていただきました。

初夏の暑さだったので。どうしていつも、一口食してから撮ってないことに気づくのだろう。

ひと休みしてから最寄りのお滝さんへ。

舗装の途切れる林道終点に停めるのが正解でした。勿論、むやみに突っ込み「これはたまらん」とバックして戻ってきました(笑)。

滝まで600m、100m毎に標識があるとのこと。遅い午後、暗くなり始めたけど大丈夫かな?

沢沿いの山道を緩やかに登り、沢を渡ると急登。

登りきると気持ちの良い平坦な山道。

そして最後の150m は帰路がゲンナリするほどの急降下。

滝音が大きくなり30分ほどで到着しました。通常は20分弱だそうです(笑)。

請川のお滝さん うけがわのおたきさん
普段は優美なお滝さんも弾けていました。

弾けたい時だって………あるよね。

ひょんぐりも。

雨の後の限定の姿。限定に弱いのは相変わらず。

深く抉れた滝つぼは怖いくらい神秘な色。溢れ出す水の底は一枚岩の滑床。

この滝つぼは明るい日中はどんな色をしていたのだろう?

滝の右手は高さ50mの円礫岩層。

木々の緑、滝の白、滝つぼの青。オーソドックスな配色にも魅せられてしまいます。

いつか、おしとやかなお滝さんに会いに来よう。

17:00を大きく回った頃、相棒に戻りました。

もうひと滝、明るいうちに会いに行こう。

国道から滝への林道に折れ、滝下の橋から眺めると………荒ぶる滝が。

本当は上段滝前に行きたかったのですが、暴水と時間も遅いし怖じ気づいてやめました。遠望所があるのでそこから会おう。

林道を少し進むと雨上がり限定の滝が次々と。

名前があっても良いくらいだけど。

落差は15m近くあるのでは。

鼻白の滝
遠望所からでも存在感バッチリです。

田長谷の落差83mの大きな滝、この日は鼻の白いウサギのイメージは感じさせない姿。

上段、下段ともに末広がって豪快に落ちていました。

下段の滝前に立つと見えなくなる上段。いつか滝前に立ちたいです。

平水の時に下段には行きました。落差は35mもあります。

遠望所から更に林道を登っていくと道端に滝、道路には石や小枝が散らばってきました。

鼻白の滝の落ち口には橋が架かっています。しっかりした橋ですが見た目は華奢なので水流に足がすくみました。

これで本日の滝めぐりは終了です。

熊野川温泉さつき♨️
空いていて露天風呂で夜のと張りを感じながら、ゆったりと疲れを癒しました。

香梅堂📦️
お土産に鈴焼を。娘、孫娘に喜んでもらえそうです。

餃子の王将🥟
セットの餃子がまだだけど………移転して料理も進化したような。新宮に来ると何故だか食べたくなる。

翌日以降、どこの滝に行くか考えつつ、車中泊の道の駅に向かいました。


【まとめ】

◯2024.3.29 ひとりで。

◯天気は晴れ、初夏の陽気。

◯弾ける請川のお滝さん。

◯増水の鼻白の滝を遠望で。

◯雨上がり限定の無名滝。

◯熊野本宮大社を参拝。


◯訪れた滝

○請川のお滝さん:和歌山県田辺市

●鼻白の滝:和歌山県新宮市