紀伊半島滝旅 2024春 #1

暫く滝をお休みしていましたが、そろそろ恋しくなりました (笑)。

昨年の滝をまとめた時、紀伊半島に長らく行っていないことに気づきました。

滝だらけの紀伊半島。
そして無性に大きな滝に会いたかった。
行くのであればじっくりと時間を費やしたかったのですが、そうも言っていられず3月最後の週末に慌ただしく滝旅に。

前泊しますが夜半から朝まで本降りの雨予報。初日は雨の影響を考慮して、安全に会える滝を中心に熊野の三社も参拝することにしました。

14:30 自宅出発。
清水P.A で早目の夕食 まぐろ丼。

愛知県に入る頃に本降りの雨。
雨の夜間の高速走行。
名古屋港の夜景を見る余裕もなく、また半島の片側一車線の自動車専用道路は神経を使い疲れました。

予定の中で一番手前の道の駅 熊野・花の窟で力尽き、雨音を聴きながら車中泊。

目覚めても雨は降り続き………
道の駅の隣には花の窟神社⛩️

雨のなか出発しましたが熊野川を渡る頃にうっすらと朝陽の虹が架かっていました。

那智の滝は三度目となります。
今回はまず熊野那智大社を参拝し、飛瀧神社の御神体である那智の滝に会いに行きます。

熊野那智大社⛩️
駐車場に相棒を停めて467段ある表参道をゼーゼーしながら歩いていると、再び雨雲がかかり雨が降ってきました。

礼殿で参拝。最近、何かと良くない事が多いので。前回はこの裏の6つの本殿に入り、想いを込めた白玉石を置かせていただきました。

樹齢850年の大楠は手のひらから直に気をいただきました。

参拝してからいよいよ那智の滝に。

三重の塔から厳かな裏参道を下ります。

入り口となる飛瀧神社の鳥居に。雨の平日の朝一番でもお客さんがたくさん。

石畳を下って行けば………

那智の滝 (那智四十八滝 一乃滝)
雨で増水し三筋どころか133mの太い水柱に。濁流(茶色の雨水)を心配しましたが大丈夫でした。

飛瀧神社⛩️
ここは神社なので先ずは二礼二拍手一礼。

参拝してから那智の滝の御朱印帳に、独特な書の御朱印を目の前で書き入れていただきました。

それではじっくりと那智の滝を……
雨は上がりましたが少し靄っています。滝まで距離があるので怖さより威厳を感じました。

落ち口のしめ縄は御神体の証。

登攀は禁止だけど(登れないけど)、せめて間近で滝つぼを見てみたい。

靄がなくなり空が明るくなってきました。

滝前はお客さんが多くて自撮りできず、観光写真を撮っていただきました。画像のダウンロード付き。

そうこうしていると………

雲が晴れて天気が好転しました。


青空を背景に水量多めの那智の滝……なんと贅沢だろうか。

直瀑(一筋)の落差としては日本一の滝。

なかなか見れない勇壮な姿に釘付けでした。

滝前では何度かシャッターを頼まれ、全力で撮りました。みんな満面の笑顔で、これも滝の力なのでしょう。

参拝と御朱印と滝と、十分に満ち足りた気持ちで滝をあとにました。

熊野速玉大社⛩️
新宮市街に戻り熊野速玉大社に参拝。こちらは縁結びパワー∞の神社です。縁結びというと男女の恋愛関係と思いがちですが、人間関係のみならず会社、学校、家、車(相棒)……あらゆる全てに縁がある。そんな思考が流石の熊野三山だと思いました。

滝との縁も多々ありますよね?

【まとめ】
◯2024.3.29 ひとりで。
◯天気は雨から晴れ間に。
◯久しぶりの紀伊半島。
◯三度目の那智の滝は勇壮な姿。
◯熊野那智大社、熊野速玉大社を参拝。

◯訪れた滝
●那智の滝:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町