2023年 滝まとめ。
2023年(令和5年)の滝旅をまとめ、何時ものように数字と言葉で振り返ります。
相変わらず取捨選択できない性分につき長いブログとなってしまいました。
アメブロを始めて8年になり、滝旅(まとめと後のせを含む)としてアップしたブログは705を数えました。三日坊主の自分がこんなに続けられるなんて奇跡です。
元来このブログは自分の日記・記録として書き記してきたので、日々、昔の記事を見ながらニタニタしつつ懐かしんでいます。
今年は年初に三つの目標を掲げました。
①あっちこっちの滝に。
②200滝以上。
③宿題、課題の滝を中心に。
その結果………
【36】
2023年の一年間で滝をめぐった日数です。昨年が21日、一昨年が31日なので増加していました。
【15】
「行ってきます・ただいま」と滝旅に行った回数は15回でした。
平均すれば1回/月以上ですが、滝休みの月もあったのでメリハリは上手に効いていたと思います。
【7】
遠征(車中泊を伴う滝旅)は7回、ここ数年では最も多かったです。
【東南西北】
地図で見る限り、今年訪れた中で最も東の滝は北海道の海岸瀑 黄金の滝でした。滝前に立てなかったので悔いが残っています。
最西端の滝は鹿児島県の麻漬の滝、最南端も同じ鹿児島県の布引の滝でした。
最北端は北海道のウロンナイ沢の滝でした。この滝は礼文滝よりも北に位置する国内最北の滝であり、ネットでは堰堤を造る前の画像も見ることができました。
【10】
【4040】
その北海道滝旅の総走行距離は4,040kmでした。北海道遠征は二度目で、前回は東西(左右)に今回は南北(上下)に周遊しました。
【21】
九州滝旅、熊本県人吉市から帰宅に要した時間です。休憩と事故渋滞で21時間もかかりました。
【8】
日帰り滝旅は8回でした。北関東、神奈川県とちょこっと静岡県に。
【23】
遠征では合計23泊の車中泊をしました。道の駅やS.Aが主な宿泊地。相棒の寝床を色々と工夫して快適に車中泊しました。
【22】
今年も全国各地のとんかつをいただきました。合計で22食。
それぞれに特徴や個性があって一概に比較はできませんが、鹿児島県姶良市の"名代かつ屋万さく" さんは今年も二日続けて楽しませていただきました。
【34】
今年の日帰り温泉♨️の入浴は34湯でした。愛知県刈谷P.Aのかきつばたの湯に三回、高知県姫若子の湯に二回の入浴をしていますが、どちらにも露天風呂に滝やせせらぎがあったような。
【5】
日本の滝百選の訪瀑は5滝でした。素晴らしい滝の異なるシーンに会いたいという思いがありました。このブログを始める2016年以前に訪れていた百選の滝はいつか再訪したいです。
【裏見】
今年の裏見は7滝でした。
裏見とは無縁な滝でも隙間さえあれば。
バチバチと水飛沫が叩きつけられる快感。
アウターは雨具として濡れた回数より、裏見で水飛沫を浴びた回数の方が間違いなく多い。
三脚を立てて撮影できる裏見の滝はなかなかに珍しく、ポカポカ陽気のうたた寝も可能でした。
【落ち口】
落ち口から滝そのものはよく見えません。
それでも滝の高さと飛び出す水の覚悟を感じることができます。そして目の前の絶景に絶句します。
【大きな滝】
正確な落差がわからないほどの高い滝。
日本の世界100名瀑は高く大きな滝が多い。
大きいだけに滝に近づくのも難しく、遠望となることが多いです。
【小さな滝】
小さな滝にも沢山会いました。
小さな滝には綺麗なお釜を伴う滝が多いと思います。お釜は落差よりも水量と勢いが重要なのかもしれません。
大きい小さいは落差だけでは定義できません。小さくても見応えの大きな滝は沢山ありました。
【20】
今年訪れた"不動(の)滝"の総数です。
滝に多い名前と認識していましたが、20滝もの不動滝を訪れていたとは………。
有名な不動滝も、そうでない不動滝も。全国にはいったい幾つの不動滝があるのだろう?
【4】
四度の滝の4。春夏秋冬の袋田の滝を訪れて四季完遂。
【柱状節理】
柱状節理は良く見ると各々に個性があります。色や模様、太さや形、整列具合いとか。
北海道 層雲峡の柱状節理は太かった。
滝は小さくとも滝つぼと柱状節理の断崖は雄大。
溶岩の成せる業と実感します。
【岩肌】
【20】
47都道府県のうち、今年は20の都道県の滝を訪れました。
【44】
その内、最も多くの滝を訪れたのは44滝の北海道でした。
【動機】
その滝に会う動機、他愛の無いものであっても大切にして滝旅をしました。
三度目の訪問で人々を魅了する姿をやっと見ることができました。
一度は滝前を目指すも挫折した滝のリベンジ。
【雨】
傘をさしての滝めぐり。
随分と雨に降られましたが、雨が降らないと滝の水が枯れてしまう。
【光】
降り注ぐ陽光を実感しました。
降り注がない陽光も。
【青】
【赤】
紅は木々だけでなく岩棚も。
真っ赤っか………な滑床。
【白】
白と言うか、青と言うか。今期はスタッドレスを買う余裕が無いので、この冬は見れない景色かも。
H2Oの芸術。化学構造式は同じでも見た目や質感は全く違う。
【道】
今年、あまりに過酷なアプローチは避けていました。それでも北海道のパンケ線や奥幌内本流線、福島県の村道大塩細野線、栃木県の西荒川林道、愛媛県の渡川大ヤブ林道、熊本県の小鶴原女木線………ワクワク・ドキドキ・ハラハラの酷道を走って滝に会いに行きました。
北海道に行ったら"完貫き"したかった白い道。生憎の天気で青空はお預けでしたが、空いていてゆっくりと走り抜けました。
そしてオロロン街道の快走路。地平線ならぬ地平点。
【通行止め】
今年は集中豪雨、台風でルートや遊歩道の通行止めがとても多かったです。
そんな時は自己責任で慎重に。
少々、過敏・大袈裟かと思う時もありますが、それは自分が決めることではなく。
地元の方、工事関係者、通りすがりの方に生きた情報をお聞きして判断すること数知れず。
そうして会えた滝はどの滝も素晴らしい姿で迎えてくれました。
【悲しい滝】
独特の雰囲気を持った良い滝でした……が。
【生き物】
この先は通行止めだぞ………とにゃんこ
にお叱りを受けた。
滝を眺める自分を重ねる。
一緒に楽しみましょう……と。
背中で思う存分吸血し、赤みを帯びたプクプクのヤツ。ヤマビルは吸血すると産卵するらしいので、やむなく確実に処理。天国から地獄。
今年、幸いにも熊には会いませんでしたが、ヤマビルと熊の存在は来年の滝めぐりに影響しそうな勢いです。
【ご一緒】
岐阜県小坂のツアー・オフ会でご一緒いただいた、國友先生、vaccouさん、くみ長さん、Mさん、Sさん、田添さん、熊崎(てつ)さん、洞さん、熊崎(潤)さん。
そして……Kiさん。
滝にご一緒いただき、
ありがとうございました。
【相棒】
自分の滝旅には欠かせない相棒。
昨年の11月末に出会って約1年。走行距離は20,000km越えて………
ようやくお互いを深くわかり合えるようになりました。
【229】
今年一年間で訪れた滝は229滝でした。
2017年以降、訪瀑数は毎年減り続けてとうとう昨年は131滝となっていました。やっと前年比プラスに転じました。
【6.4】
一日の訪瀑数の平均は6.4滝でした。数年前と比べれば明らかに少ないと思います。
一方で、その分だけじっくりと会えている実感もあるのです。
【197】
初めて訪れた滝は197滝で全体の86%でした。
初めて会えた滝の魅力や個性を、見つけたり想像したりすること、それが醍醐味だと。
【32】
再訪の滝は32滝でした。
その割合は14%です。ここ数年、再訪の滝は25%前後でしたので、例年より初見の滝を追い求めていたようです。
【91】
滝旅のブログ数です。229滝を91のブログに残しました。
以上、2023年滝旅の振り返りでした。
目標① "あっちこっち" について。新しい相棒と遠出したくて頑張りました。今年は紀伊半島や兵庫県のある近畿地方だけ訪れることができませんでした。
目標②"200滝以上"。特に数に拘っていませんが、年々続いていた減少傾向に歯止めをかけることができました。感覚的には年間200滝弱というのが、今の自分には程よいペースなのかもしれません。
目標③"課題・宿題"。さらに大きく思考して何故その滝に会うのか………理由や動機を大切にして行動できたと思っています。
来年(2024年)ですが、公私の都合や休日・祝日のめぐり合わせで、今年ほどの滝旅はできないかもしれません。さらに体力というか、人間としての能力がどんどん衰えてきています。
でも、避けることのできないそれらを上手くいなして、今年よりも難しい滝にも挑戦し、じっくりと滝旅を楽しもうと思っています。
SNSのための滝めぐりはしませんが、滝に会った時は必ずこのブログに記します。
滝が大好きなみなさんとは、いつか何処かの滝の滝つぼでお会いできる時を楽しみにしています。
それでは………
来年も、宜しくお願いいたします。
***2023.12.31***滝旅のえぬ***