広大な北海道を滝旅 #7
*記事の最後に追記があります。
滝旅4日目。
道の駅 北オホーツクはまとんべつの朝。
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本降りの雨が降っていました。
天気予報は道内どこも雨時々曇りです。
この日の雨は数日前から予測していたので想定内。雨中、いつもの準備をたんたんとして、更に北に向かって出発しました。
右手にオホーツク海を見ながら、どんどん北上していきます。
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途中、猿払のおもいやり駐車場で一休み。
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モニュメント………。
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標識にも北海道らしさが。今回、様々な動物が道を横切りましたが、最も多く見かけたのは鹿でした。高速走行する北海道で衝突したらと思うとゾッとします。
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宗谷丘陵展望パーキング。風で草木がざわめいて臨場感が増大します。
雨脚は強くなったり弱くなったり。
そして体感としては風があって寒い。
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とうとう宗谷岬にやってきました。
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テレビでは何度か見ていたお土産屋さん。雨なので人もまばらです。
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海の向こうは樺太。きっと自然豊かで滝も沢山あるんだろうなぁ。
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日本最北端の地。
思えば西表島から宗谷岬まで、滝めぐりをしていなかったら訪れることはあったのだろうか………そう思ってしまいます。
まばらとは言え沢山のお客さんがいて、早々にもう一つのお楽しみスポットに。
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牛は沢山いても全然気にならないんだけとなぁ。
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少し南側の丘陵で雨と風の景色。
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チキチキバンバンの"まりこさん" と"ちもさん"が訪れていた白い道。真っ青な空、緑の丘、白い道を黄色いチキバン号が走るのを見て、宗谷岬に行ったら絶対に訪れるつもりでした。
しかしながら………
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天気は雨、風強し、相棒はグレー………ですが。
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帆立の殻の再利用。
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空が落ちてこないように支えている………の図。
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人が創作したものであっても、自然を感じたり楽しんだりできるんだなぁ………と。
宗谷岬から白い道を抜け稚内市街で給油して
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ノシャップ岬へ。
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どこにでもありそうなオブジェだけど、創作しようとすると大変だよなぁ。無芸な自分には絶対にできない。
岬のお土産物屋さんで買い物。
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潮風が吹き荒ぶ北の大海原はどこか寂しげ。最北と国境を大いに感じました。
雨は降ったり止んだりしながら少しずつ小降りになってきました。
旅はここから南下していきます。最も北まで来ていたので当然と言えば当然。
稚内から今度は右手に日本海を見ながなら、通称"オロロン街道" のドライブ。
この辺りなんだけどなぁ。
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あった。Uターンして空き地に適当に停めました。
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立入禁止はあの施設のようです。
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ルートは全く調べていなかったので、突然の谷に躊躇しました。脆く崩れる斜面についた鹿の足跡を頼りに降りて登りました。
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堰堤を二つ越えた先に目指す滝が見えています。一つ目の堰堤は右岸側を容易に巻くことができました。
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一つ目の堰堤の上に出ると、太い導水管や倒木が行く手を阻みます。
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それでも左手に階段?が見えているので、スボズボしながらなんとか乗り越えました。
ところが………
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遠巻きには階段に見えたのは階段ではなく。これは登れないなぁ………と絶句。
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堰堤を前にして絶望に立ち尽くしました。
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やむを得ず最初の堰堤まで戻って遠望で滝を。
ウロンナイ沢の滝
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いかにも脆そうな両岸壁。堰堤の上の滝は全体を見ることは残念ながらできませんでした。
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茶色い岩?土砂の斜面を広がりながら流れているようです。
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左右から幾重にも交互に谷が迫る。もしあの堰堤が無かったら、落差と奥行きのある大きな滝だったのではないかと。
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礼文島にも滝はありますが、地図で見る限りはこのウロンナイ沢の滝が最北の滝と言えるのではないでしょうか。
*厳密に言えば公式の滝とか、無名滝とかあるかもと思いますが………。
茫然と遠望で滝を眺めていると、かなり強い雨脚で降ってきました。カメラと三脚しか持ってこなかったので急いで相棒に戻りました。
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気配を感じてふと振り向くと、鹿の番(つがい)が寛いでいました。
北海道では人間と人間以外の動物との距離感か近いですね。
【まとめ】
◯2023.9.18 ひとりで。
◯天気は雨、時々曇り。
◯堰堤の先の滝を遠望で。
◯ウロンナイ沢の滝は最北の滝。
◯訪れた滝
○ウロンナイ沢の滝:北海道 稚内市
【追記】2024.4.13
この記事をご覧いただいた方から、最北の滝について情報をいただきました。
もともと自分は礼文滝が最北の滝と思っていましたが、ウロンナイ沢の滝の情報を知って嬉しくなって訪れました。更に北にその滝はあるとのこと。
そしてなんと、このウロンナイ沢の滝を訪れた日、その滝の横、滝が目視できる地点を通っているようで、今、地団駄踏んでいます(笑)。
北海道の最北端は自分が簡単に訪れられる所ではありません。
でも、北海道には会いたい滝、宿題にしている滝が沢山あります。今回いただいたご教示は三度目の北海道周遊滝旅をする大きな動機になりました。ワクワク感がふつふつと溢れ出てきました。
いつかしっかりと計画して、素晴らしい北海道の滝に会いに行こうと思っています。
ありがとうございました。