4月 ようやく滝めぐり④

岐阜県恵那市の串原に着いたのは16:15頃。

串原の七つの滝。
昨年、お師匠さんたちがゆっくりと時間をかけて巡っていました。

ホームページによれば、全部回ると約3時間だそう、時間が足りず巻き巻きで行けるとこまでとしました。

僕のスタイルではないのですが、滅多に来れるところではありませんしやむを得ません。

まずは林道歩き20分、最も距離が長い滝から会いに行くことに。

駐車場に相棒を停めて出発。
林道と言っても、ちょっと車は入れませんね。

向こう岸は愛知県豊田市。必ず滝はありますから諦めずに歩いてください………標識の、そんな言葉が嬉しいです。

しっかり丁寧な標識が。

おっとっと………最初の滝が見えてきました。

斜面を降りて滝前に。

魚留の滝
岩がもりもりの、かわいい滝。当日は気付かなかったのですが、滝上奥の密集した木々が良い背景になっています。

滝音と鳥のさえずりだけが聞こえる。谷が暗くなるのは早いもの。

植物の逞しさ………と言うか、怖さを少し感じました。

つぎ、行けそうです。

数キロ走った道路沿い………
にあるハズだったのですが。

枯れていました (T_T)。大雨のあとで対岸の愛知県豊田市側から見るとよいようですが。

滝の定義。そのなかに「常時水を落とす」と記載しているものがあります。一方で、何かの理由で水が激減したり、枯れていても信仰の対象であったり、地元の方々が大切にされていたり………。

考えさせられます。

数キロ北側に移動すると………
駐車スペースから堰堤を越えると。

南山の滝
滝前は少し荒れていましたが、遅い午後の木漏れ日の滝、落ち着いた雰囲気です。

滝には倒木がガチッとハマっていました。

いつ頃からなのかなぁ。先の方だけ切断するなら外すことはできないのかなぁ。

更に上流側に進むと滝見場の看板があり、その数百メートル先に駐車場があります。

幸呼の滝
木々の間から覗き見れば、整然と落ちる二段の滝。そして砂地の滝つぼ。

師匠さんたちは滝前に行っていたけど、どこから降りたのだろう?

落ち口です。

お軽の滝
落差15m、お軽さん同様、なかなか美しい滝です。

滝つぼは砂。

幸呼の滝の滝つぼに降りて、お軽の滝との2ショットを見たかったのですが。

下降するルートのイメージがとうも掴めず、諦めざるを得ませんでした。

気がつけば、あと二つ。
だいぶ日が傾いてきました。急がないと。

城山の滝
遊歩道を歩いていくと、断崖の先に滝音をひときわ響かせていました。岩盤は妖しく滑らか。

滝つぼは深く串原の他の滝とは趣が少し違います。

時間があれば対岸にも渡ってみるのだけど、最後の滝はここから少し遠く、早々に失礼しました。

あっ、これは滝ではありません。堰堤です。

急いで相棒に戻り、5kmほど離れた七つ目の滝に向かいます。

林道から更に谷に下って行くと………
けもの道で120m だそうです。

斜面を降りて川に出ますが、その川には滝の気配がありません。

けもの道の川原を少し遡ると………!
枝沢に滝はありました。

来若の滝
たくさんの小さな滝で構成される滝。これはまったくすごいです。

落ち口は数メートル。落ちるに従ってどんどん末広がっていきます。

水の流れを残像で。

いい具合に、岩と緑が配置されています。

あたりは、みるみる暗くなっていきますが、もっといろんな所から眺めてみたかった。

自分の縮尺を1/10にして、下から上を見上げてみたい。きっと、とんでもない瀑布なんだろうなぁ。

さあ、暗くなる前に車に戻らないと。
18:15 串原の七つの滝めぐり終了。

じっくりと滝に向き合うことができなくて、申し訳ありませんでした。

m(__)m

串原温泉ささゆりの湯♨️
平日なので空いていましたが、自然な清潔感のあるいい温泉♨️でした。

露天風呂からは夜のトバリと三日月。何時までも眺めていました。

ああ、極楽、極楽  (^-^)v。

この日は中津川のファミレスで食事🍴して、道の駅 加子母 で車中泊しました。

お休み三秒。

【まとめ】
◯2018.4.20 ひとりで。
◯天気は晴れ。
◯串原の七つの滝のうち六のつを訪問。
◯来若の滝、お軽の滝はいつか再訪。

◯訪れた滝
串原の七つの滝:岐阜県 恵那市
○魚留の滝
○南山の滝
○幸呼の滝
○お軽の滝
○城山の滝
○来若の滝