岐阜県郡上市 石徹白の滝めぐり①
石徹白の滝に行きませんか?
胸まで浸かるかもしれませんよー!
イチカメさんに殺し文句で誘っていただき、龍門の滝ツアーの翌日、プラリネさん、Rieさんとともに石徹白に。
何年も前、阿弥陀ヶ滝から仏御前の滝に行くとき近くを通りましたが、こんなに沢山の素晴らしい滝があるなんて。
早速、道路沿いに。
無名の滝
遠くからチラチラ見えて気になっていました。
"石徹白" いとしろ…と読みます。
国道から県道へ更に林道に。
最初に目指すのは河ウレ大滝。
夜半から雨が降ったので、滝つぼに行けるのかな~。
大杉の駐車場に車を止め石徹白道を進みます。
この道は白山への登山道、白山室堂まで14時間………だそうです。
40分ほど林道を歩くと見えてきました。
遠望の時点で、既に取り憑かれてしまいました。
この草ぼうぼうの急斜面、降りることできますかね?
沢に降りることができたら、あそこを渡渉するんですね (^-^)v。
かなりの急な斜面に下降点が定まらず、でも誰もやめようとは言わない(笑)。
だって滝を見てしまいましたから。
[撮影:Rieさん]
斜面をくまなく探して、ここかな? というポイントを定めました。イチカメさんと探索に。
足元もよく見えない草の海の急斜面、慎重に下降し、イチカメさんがなんとかラインを見つけてくれました。
無事に沢に降り立ち、いよいよ滝つぼを目指します。
綺麗な沢の流れです。
対岸の直立した岩。
朝イチの沢、天気も回復して気持ちいい。
渡渉する淵が近づいてきました。
ここは写真の左上から右下に渡渉します。僕の腰か股下くらいの深さ、なんとか泳がずに渡りきりました。
もう滝はすぐそこです。
右岸の岩場を慎重に進みます。
そして滝つぼへ。
河ウレ大滝
曲線で構成される茶色の岩壁と、何人も寄せ付けませんという深い滝つぼ………わくわくする滝です。
滝の右側はアートですね。
あと10cm水位が高いと、あそこに立つのは勇気が必要です。
滝の裏に空間はありますが、泳がないと行けません。
青空と緑を背景に。壁画のような岩と、その上にボソッと生えている低木が目に留まって撮りました。
水はとても清らかで想像できないくらいの深さです。
岩や滝つぼだけでなく、滝そのものにも凹凸両方の放物線があって変化に富んでいました。
[撮影:イチカメさん]
前の写真を撮っている自分を、イチカメさんが撮ってくれていました。まったく、何やってんだか………(笑)
滝を前にして、それぞれが思い思いの時間を過ごします。
透明な水………。
[撮影:イチカメさん]
あっという間に時が経ち、そろそろサヨナラの時間です。
帰路は来たルートをそのまま戻ります。
が、行きに見つけておいた、もうひとつの "とっておき"………お風呂 (^-^)v。
これでも、水中のこの嘔穴を造ったであろう大きな石の上に立っています。ここで胸まで浸かりました(笑)。
今回は誰も付き合ってくれませんでしたが、プラリネさんの相棒さんが………。
もしよろしければ、是非! 深いですから気を付けて入浴してください。
草ぼうぼうの急斜面をよじ登ります。草は抜けたり折れたりするので全く頼りになりません。
林道に出てひと安心。前夜、かなり雨が降ったハズですが、増水もなく無事に会うことができました。
河ウレ大滝………なかなかのものです!
【まとめ】
◯2017.8.6
◯参加者:プラリネさん、Rieさん、イチカメさん。
◯天気は晴れ。
◯急斜面と深い渡渉が楽しい。
◯三方を茶色の岩に囲まれた。
◯深い滝つぼ。
◯嘔穴のお風呂。