3月 西に向かって⑦
前夜、京都府の日本海側 宮津から大阪の端を通って奈良県に。三重県との県境、道の駅 宇陀路 大宇陀で車中泊しました。
滝めぐり三日目の最終日は、三重県の百選 赤目四十八滝に。
A.M 5:00、それにしても寒い………まずはローソンで、またまた湯取りしてキツネうどんを。
人もいない、車もない駐車場に到着。
入山料を払うサンショウウオセンターの窓口もまだ開いていません。
後払いということで………。
人が大勢来る前の、A.M. 7:00 に入山しました。
気持ちの良い渓谷を進んでいくと、
さっそく最初の滝が………
小さな滝ですが、さしあたり滝を見るとほっとします。
ふぁ~水が綺麗です。
標識が見つからず確信が持てないのですが。
大いに自慢してください。そして、名水、生き物、名瀑、名渓を、いつまでも大切にしてください。
霊蛇滝
滝は小さいのに、どうして滝つぼがこんなに大きいんだろう? そして澄んでいるんだろう?
………疑問を持つこと大切です。
………疑問の解決はもっと大切です。
鏡のような水面もいいけど、ゆらゆらもいいものですね。
日常、僕にはパック詰めされた "お肉" しか見えていないけど、本当は命があった生き物のからだの一部だということ忘れてはなりませんね。
ふと、そんなこと思い出しました。
霊蛇滝から不動滝にルートは続きます。
端正な滝と深い滝つぼ………。
滝の正面ではなく、角度をつけて流れ出るだけで、景観の面白味が強くなります。
たくさんの滝があるなかで、代表的な五つの滝を "赤目五瀑" と呼び、その最初の滝です。
橋の上から覗くと滝つぼの底まで見えて、見とれてしまいました。
落差はほとんどありませんが、どうして乙女なんだろう?
さて何を撮ったのでしょうか?
変化に富んだ渓谷が延々と続いていきます。
随分と雨は降っていないようで、支流の滝はほとんど枯れていました。
我が家の部屋、あの岩、一個分か………。
千手滝も落差はありませんが、豊かな滝つぼと両側の高い岩壁が凄いです。
正面から少しずつ回り込み………
特に右岸側の、ほぼ垂直に切り立った岩が印象に残ります。
右岸は縦に左岸は横に延びているので、こういうアングルって珍しいかもしれません。
この渓谷で主張しているのは滝だけでなく、水も、岩も、木々も、競うようにしています。
滝の数が多過ぎるので、この辺で一度、区切らせていただきます。
赤目四十八滝 その弐に………つづく。
◯2017.3.19 ひとりで。
◯百選の赤目四十八滝。◯早朝より入山。人はいない。
◯それぞれ丁寧に見ていく。
◯行者滝から千手滝まで。
◯訪れた滝
赤目四十八滝:三重県 名張市
○行者滝:同上
○銚子滝:同上
○霊蛇滝:同上
○不動滝(赤目五瀑):同上
○乙女滝:同上
○大日滝:同上
○千手滝(赤目五瀑):同上