3月 西に向かって⑥

福井から、更に西へ移動して………

京都府の宮津市、天橋立があるところまでやって来ました。

そう目的は……… "日本の名瀑"


泥にまみれた相棒を駐車場におき、遊歩道に入っていきます。


すぐに見えてくるのが………

臥龍の滝

遊歩道わき、岩の間を落ちる滝です。

あれ、どこから降りたのだろう?

まっ、いっか。



落ち口が曲線になっていて水流も円になっています。



落ち口へは細い水路、透明な水がククッて曲がって吸い込まれていきます。


白竜滝

左側は岩が張りだし、右側には緑のもふもふがびっしりとついた二段の滝です。



緑が一番、元気なとき、白と緑の滝の競演が目に浮かびます。


滝つぼにはベンチがあって滝デートにはお薦めの滝かもしれません。


金引の滝

向かって右が男滝、左が女滝だそうです。

それにしても滝の真ん中や滝つぼの近くにいい雰囲気の木々がありますが、大水の時は大丈夫なのかな?



この金引の滝も緑に囲まれた神秘的な滝だと思います。



まずはじっくりと眺めます。落差も幅もありますが、滝前に立つと引き寄せられるような、あたたかな感覚でした。




滝つぼが砂という滝には風情を感じます。



季節が良ければ、裏見ができそうですね。


それでは、さっそく………。

少し高い所から、目線を下げて………



えっちら、ほっちら………



女滝側の中段、でこぼこの岩の間を水が駆け抜けていきます。

ふと下を見ると少年が一人でやってきて、ベンチに座ってスマホをいじっていました。



さらに、えっちら、ほっちら………無作為な岩と水の流れが面白いです。


滝の全体像が掴めていないので、自分が今どのあたりにいるのだろうと。


更に登ると幅は狭まり、お立ち台のような大きな岩が………




この少し上が滝の始まりになると思われます。
もう、この辺で終わりにしよう。


急な斜面を滝つぼに降りて行きました。

滝つぼには、先程の少年が………

僕は滝で出会った方には、極力、話しかけるのですが、彼にはただならぬものを感じたので、いないものとしてヤンチャしてました。

こんな怪しいオヤジを、どう思って見ていたんだろう?



プチ裏見(笑)。


女滝を見上げて撮る………


男滝を横から撮る………


右側から見ると正面からと比べて少し荒々しく感じます。


金引の滝は百選だけあって、神秘的で包容力のある素晴らしい滝でした。

この近くにもうひとつ会いたかった滝がありますが、中途半端は嫌だったのでまたの機会にしました。

今日はこれで終了!

それにしても、琵琶湖から天橋立まで滝だけって(笑) 勿体無いくらい、十分に幸せでしたぁ!

クアハウス岩滝

名前にひかれた訳ではありませんが、サンズイにリュウを見るとツイツイ (^-^)v

レストランはもう閉まっていたので受付の娘さんに………

え:近くにファミレスありますか?
娘:う~ん………無いんですよねぇ。
え:夕飯、食べたいんだけど(困)。
娘:う~ん………  ……  …  ❗❗
娘:ミップルに行くといいですよ。
え:みっぷる???


家族連れで賑わうレストランに、風呂上がりのジャージのおじさん ひとり………

厚切りロースかつ定食 お願いしま~す!


天橋立に通じている若狭湾の夜景(笑)。

お腹も一杯になりもうひと頑張り。
およそ 200kmの瞬間………じゃなく高速移動。

相棒は、どうしても"大阪を通れ" と言っているけど、どうなんだろう?

【まとめ】
◯2017.3.18 ひとりで。
◯百選の金引の滝。
◯滝つぼから落ち口付近まで。
◯今福の滝もいつか必ず再訪。

◯訪れた滝
○金引の滝:京都府 宮津市
○臥龍の滝:同上
●白竜の滝:同上