昨年、何度かご一緒いただいたレフアさん。
ある日、「原点の滝ってどこなんですか？」とLINEしたら３つも返ってきました。レフアさん！ 原点３つ………ですかぁ？
そのうち、まだ訪れたことのない滝に行きました。途中、有名な百選の滝がありますが平気でスルー。
少し分かりにくいところでしたが、駐車場からの富士山が雄大でした。
陣馬の滝
主瀑、わかりますか？
向かって右側のポタポタと水が滴っている………あそこです(笑)。
アップにしても滝は写らず、僅かな飛沫だけしか見えません。
それでも水が綺麗なのは、滝のまわりから富士山の水が湧いているからなんです。
ここも上の岩間から水が涌き出ています。
右側の窪みのなかバシャバシャと音をたてて、地中深く流れてきた水がここから表舞台にでてきます。
あっ、裏見もできます。
レフアさんにLINE送ると、すぐさま「水、少ないですね」と。
確かに今日の水は少ないですけど少し引いたこの全景………良い雰囲気の滝であることは伝わりますでしょうか？
あの滝つぼ中洲で、昼寝してみたい………なんて(笑)。
さて、あと二つの滝を予定していましたが………
二滝追うもの一滝も得ず。より気になっていた、アプローチの難しい方の滝を目指します。
伊豆半島、富士山の周辺には、"あさひ滝"が僕の知るだけで4つあります。
旭滝が二つ、朝日滝も二つ。
今回は神奈川県の朝日滝に行きました。
教えてくれたのは、ゆかりんさん。
ゆ
：なんでも箱根新道の下り線、緊急非難所から見る滝があるそうですよ (^-^)。え
：えっ、山の下り坂でブレーキが壊れた時に突っ込むあれですか✴✴✴？もう言い回しに瞬殺、興味津々です。
三縛りのとき避難所を確認し、レフアさんにも教えていただきいよいよ会いに。
慎重にアプローチ。
Uターンなんてできませんので、行き過ぎたら、下まで下って、上まで登って、また下ってこないとなりません。
緊急非難所は駐停車禁止、少し先にあるスペースに駐車するようです。
箱根新道は自動車専用道路、ビュンビュン飛ばして下ってきます。中にはブレーキの壊れた車も来るかもしれません。歩道はありませんのでかなり危険、自己責任となりますね。
柵の隙間から見上げると、木々の間にありました。
近づこうとすると困難が。ガードレールの先に幅が1m程の側溝があり雨水がたまっています。沢靴でしたが、どうしても入ることができず(笑)、越えるのに苦労しました。
斜面をよじ登ると………
朝日滝
森の斜面に突如として末広がりの黒い滝が現れる………そんな感じです。
陽も傾いた暗い森のなか、妖しく滝の音が響いていました。
右側にも水は少ないのですが滝があります。
かなりの高さがありました。水が多ければ二つの滝の共演が壮観だと思います。
手前の木々、普通は邪魔に思うのですが、違和感が無く不思議でした。
この位置に避難所を設けたひと、きっと滝が好きな方ではないかと……そう信じたい。
………ということで気になって仕方がなかった滝に会うことができて、充実した一日を過ごすことができました。
静岡県、神奈川県には、気になる滝、再訪したい滝、まだまだ沢山ありますので、いずれまた。。。
【まとめ】
◯2017.3.3 ひとりで。
◯天気は晴れ。
◯気になる滝を訪問、探索。
◯訪れた滝
○陣馬の滝：静岡県富士宮市
○朝日滝：神奈川県足柄下郡