2017.3.3 ひとりで。
この日の二つ目の目的。
気になって、気になって、仕方がない滝に会いに行きました。
安倍の大滝や宇嶺の滝に来たときも、何故か訪問できませんでした。
五段の滝から県道32→R362→県道60と、山奥(北)に進んでいきます。
ようやく標識と看板だらけの駐車場につきました。この他にあと4、5個ありましたがこんなに必要なのでしょうか?
気温も上がり、森林歩きがとても気持ちいいです。
駐車場から200m、いよいよ滝前の空間が見えてきました。高いです!
まずは観瀑台から全体を眺めます。
落差は130m。
どこからどこまでが滝なのか。
急峻で荒れた感じの沢ですが、この水量ならもっと近づくことができそうです。
沢靴で水をピチャピチャ、ホールドを見つけながら岩をガシガシ登っていきます。
福養の滝
見上げると、滝と木々の緑と空が協奏していて、ただただ見とれてしまいました。
大きく分けると、上段と下段に………。
上段は左向きから右向きにヒネリながら、ナメた岩壁を滑り落ちています。
下段は黒くゴツゴツした岩壁を、いい音をたてて落下しています。
滝の直下です。
遠くからは単なるゴツゴツですが、近づくと個々の岩にディテールがあり、飽きることがありません。
さらに、そこを二筋の水が流れ落ちて、もう言葉にもなりません。
チラ見の上段も興味を駆り立てます。
滝つぼは狭く荒れていましたが、ここで早めの昼食を。
5年越しの福養の滝、やっと会えました。
心身ともに病んだ自分、たくさんの元気をいただきました。すると………。
虹の贈り物。
虹は七色ということが実感できました。
視界の片隅に違和感を感じ、ふと見上げると、遥か彼方に人工物が………(笑)。