思いつきで館山まで行ってきましたが


去年の鎌倉より俄然、辛かったですね。


日頃、忙しさの中で忘れてしまっていた事や大切な事が少しは見えてきた気がしました。


本当のことは目に見えない。


私は欲しい、欲しいと求めてばかりだったのかもしれないと


恐怖と怒りっていうのは喜びや悲しみに比べると力強いなと思わされました。


炎天下の路上で大好きな工業地帯の景色に励まされ


傾斜のきつい上り坂では夕日に励まされ


暗闇の恐怖を綺麗な星空に励まされ


好きな物や喜びが沢山あるおかげで随分助けられているのだなと


日常生活でもそうかもしれませんね。


どうにもならない事が日々あるなかで


あぁ、もう駄目かもしれないと思うことがあっても


ゆっくりでも、前にさえ進んでいれば道は開けてくるんだなぁと思いました。


疲れたら休むことを忘れないように


いつもの姿勢から気分を変えて、歩いてみるなどの工夫を忘れないように


握力はなくなり、身体はボロボロになり小銭すら掴むことが出来なくなりましたが


眠れば回復することに当たり前ですが、感動してしまいました。


丈夫な身体と、一緒に壊れず頑張ってくれた自転車。


一人ぼっちの旅でしたが、誰かと一緒にいるよりも 一人ぼっちじゃない気持ちがした旅でした。



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