『自殺は、文学じゃない。子供の遊びだ。』


太宰が玉川上水で入水自殺した時に宛てた、坂口安吾からの一節。


恋愛体質でセンチメンタルな太宰治より、生きる道を説いているような安吾の方が好きですね。


坂口安吾の『堕落論』を読んでいると


人は墜ちて、這い上がっていく事が生きることなんだとあらためて痛感させられます。


人生の岐路に立たされた時、人の顔色なんか伺わないで好きな方を選ぼうと勇気づけられる本です。


迷ったときに読むんです。誰かに話して楽になったところで、結局答えは自分の中にあるから


すべて起こる事には理由があるんでしょうから、考え方の消化不良は自分自身で治療したいものです。


手に入らないものは沢山ありますが、自分自身の心だけは自由になります。


私は小さな頃、人の批判に耐えられるような強い子供ではありませんでした。


欲しい玩具もさほどなかったし、友達もいないし、家でひたすらに段ボールで何かを作る、絵を書く毎日。


『変わっている、おかしい』と言われる度に言葉が突き刺さり、何をどうしていいのかわからない日々。


とても孤独でした。


けれど家がなくなった時も、イジメにあった時も、必ず手を伸ばせば助言をくれる人が必ずいました。


人に出会う価値がわかっただけで、今までにみまわれた困難に大変感謝したい気持ちです。


人生は長ければ長いほど、恥の上塗りです。


人に言えない事の一つや二つ、皆持ってるんじゃないでしょうか。


堕ちることを恐がらずに、生きることを恐がらずに


真っ正面から困難に突っ込んでいこう。


どうせいつかは死んでしまうのですから。


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あいまみ♪