快適人生100年・・・細胞を元気にし続けて実現
元気に100歳まで生きること前提で経済対策を講じている方はたくさんいますし、
行政は70歳まで働ける仕組みを作って年金の支払いスタートを遅くしようとしたりなど、
「人生100年時代」がすり込まれる昨今かと思います。
そもそも誰もが100年余に渡って健康で居続けることは可能なのでしょうか?
現状を少し考えてみたいと思います。
まず人は不慮の事故や災害などに出くわさないとしても、風邪を引いたりお腹を壊したりなどの体調不良を経験しているのではないでしょうか。
死亡原因一位の癌と診断される人は2人に1人という統計がある中、治療医学はどれほど進歩して役立っているのでしょう?
年間40万人もがガンで亡くなっていることを考えると、コロナのレベルではありませんし、癌は治る病気なので恐れることはないとは言えない現状です。
更に脳や心臓の疾患、糖尿病や痛風、花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー、ダウン症や発達障害、精神疾患などなど、多くの人が病気に苦しんでいる現実があります。
そんな病気の人に「必ず治します」という保証書を書いている医者は見た事がありません。
それどころか手術の前にはザックリ言うなら「死んでも文句を言いません」のような同意書に逆にサインさせられます。
ということは病気になっても医者が治してくれるから人生100年時代が保証されているとは言い難いと考えてしまいます。
そもそも病気になったら医者に治してもらえば良いと言う考えよりも、癌に限らず病気にならないための生活習慣を心掛けるのが本来の姿かと思います。
とは言え人の体は複雑なので何かひとつのことでマジシャンのように健康が維持できるほど簡単ではないでしょう。ですが体は細胞で構成されていてそれらは常に入れ替わっているということは明らかなようです。
髪の毛も爪も皮膚も筋肉も骨も内臓も血液も肝心の脳も体は細胞でできています。
それらの細胞が何でできているのかを考えると、「血となり肉となる」元は毎日食べる食事からということになるかと思います。文字通り医食同源ですね。
その細胞ですが体の部位によって入れ替わるサイクルが異なりま
そして改めて細胞が何で構成されているかを考えてみます。
人は受精卵1個から始まった細胞が成人では60兆個とも70兆個とも言われる数になって成り立っています。
食べることは本当に大きな楽しみのひとつとは言え、単にお腹が一杯になればいいとか食べたいものを食べたいということの中で、更に栄養のバランスを考えることを加えて細胞を元気にしたいものです。いい加減な食生活で「人生100年」を楽しむことは難しいでしょう。
では食べる時にどんなことにこだわるべきなのかは次のタイミングで考えてみたいと思います。