バスケットと野球の違いは??
WBCで見事に勝利を飾った「サムライジャパン」!!
最後に来てキューバ、アメリカ、韓国と連破して優勝
したのは実に爽快でした。
しかしながらバスケットにおいてはまずあり得ないことです。
ワールドチャンピオンはおろかアジアにおいてさえ
チャンピオンになるのは至難の業です。
というより現時点では中国に勝つのは不可能と思います。
6月10日から東アジア選手権がありますが、
予選ラウンドで前回破れたチャイニーズ・タイペイ
をきっちり破り、韓国、中国になんとか肉薄して欲しいです。
ただ、中国が本当のベストメンバーで来るのかが微妙な
ところなので、・・・まずヤオミンは居ませんが・・・
いい試合が出来るものと期待はしています。
そしてヘッドコーチにホッブスを連れて来た
倉石男子強化部長の思惑が実現することを祈ります。
そんな状況ですから、バスケットにおいては
日本がアメリカに勝つことはあり得ないと言い切れます。
ところが世の中には、というより私の周りには
「野球が頑張って勝てるのにバスケットは何故勝てないんだ!」
と言ってくる人たちがいます。
柔道でさえ小男が大男を制する時代ではなくなって来ています。
柔道も野球も畳やグラウンドは足元にありますが、
バスケットのゴールは3m5cmの高さにあるのです。
練習しても身長は伸びません。確かにバスケットでも平面の
戦いやシステムなどで太刀打ち出来る部分はありますが、
1試合を通じて両チームで200本近くは放たれるシュートは、
その3m5cmのリングに向かいます。ですから落ちた場合は
当然頭上から落ちて来ます。
リバウンドと言いますが、これの獲得率は大いに勝敗に影響します。
私が指導している時に獲得するための優先順位を言いますが、
一応リバウンドを取りたい気持が一緒の場合
①ポジション(落ちてくる場所にいることです)
②タイミング(落ちてくるボールにタイミングよくジャンプします)
③身長(文字通り背丈です)
のように言います。
これは確かに背が高いだけではリバウンドが取れないことを
言っていますが、逆に背の高い選手がいいポジションで
タイミングよくリバウンドが出来れば小さい選手は勝てません。
このテーマはもう少し言いたいので次回に続けます。
今日はここまでで・・・・・