2018/6/9
茨城の滝仲間・すずきさん。
日本の滝百選マスターで「日光 氷瀑の庵滝巡礼」などお世話になっている滝の大先輩です
が、意外にも東京都奥多摩町の滝にあまり来たことがないとか
そこで今回、奥多摩の百尋ノ滝を案内させて頂くことになりました
百尋ノ滝といえば「奥多摩の氷の美女に逢いにいく 百尋ノ滝」でご一緒した かっぱ♪さん が好きな滝だと話していました。そして神奈川の滝ガール・ゆかりんは未訪なので行きたいと言っていたなー。
そこで、かっぱ♪さん & ゆかりんもお誘いして、梅雨入り前に奥多摩滝めぐりへGo
車組のすずきさんとゆかりんはJR奥多摩線・鳩ノ巣駅近くの町営鳩ノ巣駐車場で待ち合わせ。
そして、すずきさんの車で奥多摩駅まで来てもらい、電車組の かっぱ♪さんと私を拾ってもらうことになりました。
ところが奥多摩駅を降りたらハイカーさんがいっぱい
どうやら皆さん、バスで川乗橋まで行き、百尋ノ滝を経由して川苔山までいくみたいです。
バスも増便が出て大混雑でした
とりあえず、すずきさんの車で川乗橋へ行ったものの周辺は交通整理の方も出ていて車を停められそうな場所もなく
どうしよう…と、しばらく迷走した結果、すずきさんがまだ未訪の海沢三滝へ先に行くことにしました
奥多摩駅の方面へ戻って、今度は海沢三滝に向かいます
途中の林道沿いにもいくつか滝が。
未訪のハズのすずきさんが一番詳しくて「ここに滝があります」と教えてくれました
写真だと木々に隠れてよく分からないですねぇ。
でも結構上から流れていたので落差はありそうです。
かっぱ♪さんは水量のある日にこの滝を見たことあるとか
なかなか素敵だったそうですが、名前があるとは知らず驚いていました
きれいな流れの滝です
確か三段だったと思うけど木々に隠れて全景は見えませんでした。
すずきさんの情報では、この周辺に他にも滝があるそうだけど、とりあえずこのくらいにして海沢三滝へ
海沢(うなさわ)三滝とは、三ツ釜の滝、ネジレノ滝、海沢大滝の3つの滝の総称です。
大体90分ほどで、これらの滝をひとまわりできる探勝路が整備されています
あれ 「海沢三滝」なのに、この案内板には「海沢の四滝」と書かれていますねぇ。
実は海沢大滝の上にもうひとつ不動滝があるのです。
でも不動滝はルートが不明瞭かつ技量がないと行けないらしい…
ううう…技量のない自分が恨めしい…
でも気を取り直して3つの滝を楽しみましょう
歩き出して5分ほどで最初の滝が現れます。
三ツ釜の滝
滝が三段になって流れ落ちています。
それぞれの滝にある釜(滝壺)も見どころのひとつ
その緑が一番下の釜に映って…
わー、キレイ
奥多摩グリーン ←勝手に命名
滝の横に階段があるので登っていきます。
とても神秘的です
そして一番上の釜。
3つの釜の中でこれが一番好き
さらりと流れる滝、翡翠色の滝壺、釜を覆うような岩…まるで芸術作品
三ツ釜の滝を楽しんだあとは、次の滝に向かいましょう
写真では分かりにくいですが、この道標、大滝は左の道を指し、ネジレノ滝はその斜め手前の道を指しています。
ネジレノ滝と指された先に階段があります。
…というのも。
私、ずっと、ここはこの小さな滝の観瀑台だと思っていました。
道標がネジレノ滝と指しているにも関わらず、この滝を観たあとはまた階段を登り、大滝へ向かう山道を登ってネジレノ滝へ向かっていたのでした
沢沿いに歩いていくと、あっという間にネジレノ滝に到着です。
海沢三滝はこれで5回目。
今までずっと遠回りしていたとは…
ネジレノ滝
くの字に流れ落ち、真ん中の釜は見えません。
落差はないものの、両側の岩壁が切り立ち、奥行きがあるのでダイナミックに感じます。
ここはキャニオニングもやっているので、それなら釜も見ることができるのかな。
でも見えそうで見えない…そこがなんとも魅力的だったりします
かっぱ♪さんもネジレノ滝の魅力にキュンキュンかしら
岩フェチゆかりんは、ネジレノ滝を囲む岩に萌え萌えかな
海沢は初めてましてのすずきさん、お気に召して頂けたでしょうか
本日の滝好きさん@ネジレノ滝
このあとは海沢三滝のメイン・海沢大滝へ向かいます
つづく