その先

大学の勉強って面白い？



次男が訊いてきた。

次男の方が・・。


長男は、そんな先のことを考えていなくて
その手前にある大学受験
の前の
受験生活の前の

楽しい高校一年生　までしか考えてないらしい。


「楽しいのもあと一年か。」

とよく口にする。



次男は

その先。

大学の勉強は楽しい？

定期テストってあるの？

大学院もテストってあるの？

昨日はそんなことを言っていた。

そこから大学受験の話にもなって
一般受験のほかに
指定校推薦なんていうものもあるって話もして
それはこんな感じの成績を取り続けていたら、受かる可能性は大、
なんてことも話した。

指定校推薦は面接があるらしいよ、、と話したら
「じゃ、一般受験の方がいい。ふつうに受ける。
何を勉強したいか将来何になりたいかなんてわからない。」

　中１のあんたが受けるわけじゃないしっ。
今、わからなくても、5年後にわかっていたらいいんじゃないの？

そりゃ、男だもの。（っていうか次男だもの。長男は私大だろうから金銭的に。）
一般受験で国立に受かってこいやーっ！
っていう気持ちも大。（私の）


でも、毎日すべきことを積み上げていくことも大事。
そういう毎日を認めてくれる方法があるってことも嬉しいことだと思う。

毎日、受験科目だけでなく学校で学ぶべきことをちゃんと自分の中に取り込んでいくことも
すごく大変なことなんだと思う。



今週の次男は忙しくてボロボロだ。

部活後に帰宅したときは疲れて、気持ちが悪いと言ってご飯も食べずに
寝てしまった。

それなのに朝練も行き、学校の課題が終わらないので居残りもしてきた。
そして今日も朝練に行き、午後練習もある。
身体がきつくなっているから、他の学年の朝練は行かなくてもいいんじゃないか？と
言ったけれど
「この前、行かなかったら他の朝練にも必ず来いっていわれた」と・・。
（もー。
せんせーっ。
うち遠いんですよぉ～。
午後練の翌日に朝練に行くときは睡眠時間も半端なく少なくなっちゃうんですよー。
おまけに身体、強くはないしっ。
寝てないと頭も動かない奴なんで、無理させないでくださーーーい。
と言いたいが、親が口を出すのも恥ずかしかろう。
だから自分でセーブするところはセーブして
怪我のないように病気にならないように（そして勉強もこけないように）
やれるようになってほしいんだわー。）

真面目なんだよね。
期待されるとがっかりされたくないんだと思う
つぶれないでよー。

忙しくなってくるとまた身の回りのことには手が回らなくなる。


「本当に疲れた。
やることが沢山ある。
終らない。
他の人の部活はこんなに大変じゃないし、きまった時間に終わるし
日曜日に休めるし、もっと時間があるのに・・・」


ダウンする一歩手前のような気がするんだなぁ。

だからこそ大変な毎日に忙殺されるより、毎日が自分の力になっていくことを
実感してほしいと思うんだ。


ゆとりがあるときは
ゲーム三昧、まんが三昧、睡眠三昧・・。
そりゃ、その方が楽だし楽しいって思うのかもしれないけれど
分刻みで、寝落ちしそうになりながら必死に過ごす毎日があるから
何もしない数日が貴重なんだろうよ。
毎日、することがなかったら、、、それは楽しいか？
（あ、それは私か？）


ひたひたと近づく受験に怯える（笑）長男と
まだ遠い未来と思っている大学生活を思う次男

もう親が育てているというよりは
自分で育って行っているという感じだな。