息子、二人して、
入試休みを控えてソワソワしています。
お休みが楽しみっていうより
「去年は大変だったな」（次男）
とか。
「まぁ、（今年の受験生も）頑張れっ・・だな・・・」（長男）
とか。
一年経っても、３年経っても、忘れられない入試の日の記憶。
だけど時間が経てば経つほど、辛く泣いた記憶は忘れていく。
この無意識な記憶の操作はきっと新しい毎日の連続の子どもの特権。
３年経った長男は、今は、今の生活が送れていることへの感謝しかない。
感謝、、なんて言葉は使わないけれど
あのとき、やってよかった・・・と言うことがある。
この学校に至った道筋だけが彼の記憶に残っているような、そんな感じ。
一方、次男には
まだ苦しさが残っていて、今でも、一番自分が傷つけられた（らしい）言葉を
投げた前塾の校舎長の話をすることがある。
でもそのお蔭で、
Y塾に移れたこと。
そこで先生、友達に出会い、今があること。
いやなことがあったから、少しのことでも幸せと感じられること。
それを経験したから
今、人に優しくなれることをわかっている。
口下手のままだけど、
以前よりも心は深く感じるようになり、他人への情も持っているのではないかと私も感じる。
子どもたちの味わう
いいことも悪いことも、その先の先を考えれば
全て意味のあることなんだと思う。
大事なのは
どう向き合ってきたかと
どう立ち向かったのかと
どう乗り越えるか・・・なのかな。
今までやってきたこと
過ごしてきた毎日に要らないものなど何もない。
全部ひっくるめて
その子だし、その家族なんだと思う。
だから
明日は、明後日は、ただひたすら目の前のことに立ち向かえ。
振り返るのはすべてが終わってから。
いいや
もう振り返らなくていいよ。
最後まで、
目いっぱい頑張れたらそれで十分なんだから。
それで行きつく先で、しっかりと歩くんだ。
頑張れ！！！頑張れ！！！
みんなにサクラ咲けっ！！