ことば | 自己責任でなんとかしてね。大学受験。

自己責任でなんとかしてね。大学受験。

長男、2011年2月に中学入試終了。
次男、2013年2月に中学入試終了。
中学受験は子どもの成長するための場所探し。
子どもが笑顔で過ごせる学校が一番♪


不思議なものです。

兄弟でも言葉の使い方の得手不得手は違います。

でも言葉で気持ちを伝えられるようになること
とてもとても大事です。


長男は、国語がとても苦手でした。

本当に、質問もわからない、当然、答えもわからない

何がわからないか言えない。

もうわからなくてわからなくて、どうしたらいいかわからない。


だから泣く・・・・。

泣くと、どうして?

って訊かれるけれど、それも説明ができない。



そんなわけで

小学生のときは、泣き虫でした。うーん



彼が中学受験で手に入れたもの。


その中で一番大きな力は「言葉」だったんじゃないかな。


出来なくて、すごく苦労していたし
私もたくさん怒ったし、
悔しくておうしたらいいかわからなかったこともあると思う。

だけど、

今の長男、相変わらず文章を書くのは苦手だし、
国語のテストもあれれ、、なことはあるけれど

自分の気持ちを捕まえて言葉にするのはうまくなった。

中学生になったときから
感じていた。


言いたいことを言える力。


国語なんだなー。


ひょっとして、成長しただけなのか?とも思ったけれど、

公立中に行った長男と同じタイプのお子さんのママと話した時に
思いました。

やっぱり苦労しているんです。


どこかで、本人が思い知って、努力して、言葉を手に入れる必要がある。


ならば、早くにその「ことば」は手に入れた方が幸せ、、かもね。



男子は、何も考えていないおバカさんなんじゃなくて(笑)、

何を考えているのか捕まえることが苦手で、
そのもやもやっとしたものを言葉にできない。

私は女だから、
言葉で気持ちを捉えて、考えて、悩んで、
女子の方が、思慮深いと思っていた。

でも男子は、
その気持ちのつかみ方を知らないから、
形できないで素通りしているフリをしていただけなのかもしれないなぁ、、
なんて思います。



だから、作家さんには男の人、多いのかもね。

「ことば」を使える男性は、
男子の複雑の思いを言葉にして世間に知らせてくれる。ぷぷッ(笑)

もやもや、、と感じているものをくっきりと見せてくれる。




「桐島、部活やめるってよ」
という小説をなぜだか、母が読んで、貸してくれた。
(母の趣味、若い?)

で、家で読んでいたら、、長男が

「貸して」、、って言ってきた。

ちょっと待ってて、まだ読み終わってない、、といったら

次に次男が

「貸して」、、って言ってきたぷっ…


次男が読むのはちょっと男女に突っ込んだ話もあるから、
どうかなぁ~とは思うけれど、

この題名、男心をくすぐるのね。




実に面白い ガリレオ2