丹波篠山 | 月影考記

月影考記

日々の発見と学びについて書いています。
歴史、地元、本、旅、ニュース関連の話が多いかと思います。
ちょっとはまともなことを書きたいが、無駄話に終始するかも。

丹波の中心地が兵庫県にあると知ったのは昨日だった。
丹波が京都と兵庫の両方に跨っている地域だとは知っていたが、行く前日までそういうことは何も知らなかった。
一昨日までは京都府に行くつもりだったが、兵庫県に行くことになった。
目指すは城下町の篠山市である。

京都府側から篠山市に入ってしばらく行くと城下町としての篠山に入った。
大きな堀と石垣が目に入ってきた。
石垣の上に大書院の屋根が見える。
城跡に大きな屋根が見えるというのはあまり体験したことがない。
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この大書院は二条城の本丸御殿に匹敵するほどの大きさで、大名の書院としては破格の大きさだそうである。
天守があったり、跡地だけがあったりするのとは別の魅力がある。
天守と違って生活感のようなものが感じられた。

お城の周りにも古い建物が残っている。
写真は御徒士町(おかちまち)というところだが、武家屋敷が何件も残っている。
まさに江戸時代そのままという感じがした。
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周囲の建物も古いものが残っていたり、新しいものも外壁を日本的なものにしたりしてある(変電所の外壁も白壁風に塗られていた)。
周囲に高い建物もなく、町の周りは田畑と山なので「江戸時代ってこんな感じだったのか」と自然と感じられた。
今は高い建物が建っている他のお城のある町とは違うものがある。

もう一つ、書いておきたいことがある。
青山歴史村という古い屋敷を資料館にした場所がある。
昔の装束や絵巻物などの書物が展示されている。
そこで藩校で使われた書物を印刷する版木が置いてあったのだが、よく見ると黒い壁だと思っていた場所もたくさんの版木が展示されているのが分かった。
撮影禁止だったのが本当に残念だった場所である。

食材の産地であり、古い町が残っている篠山は江戸時代が確かなものとして感じられる場所だった。