再断裂の確率・状況、術後経過年数のデータ整理

 

自分は再断裂を何より恐れておりまして、どんな確率で、どんな状況で、いつ頃起こりやすいのか知って、心構えを持っておこうと思って、情報を整理してみました。

備忘録としてまとめます。

 

まとめてみて、本当に油断ならないと気が引き締まりましたあせるあせる

 

<結果> 

 

①再断裂の確率 総論

 

術後5年の再断裂の確率は約1〜10%(条件により幅がある)

 

 なお初めて断裂する確率は0.2%なので、再断裂は未受傷者より10倍以上しやすい。

 ・初回手術からスポーツ復帰後12ヶ月以内→健常者(未受傷者)の15倍のリスク

 ・  〃          24ヶ月以内→   〃      6倍のリスク

 

 2年経っても、断裂するリスクは健常者より高く要注意!

 

出典:

https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001115/4/Anterior_cruciate_ligament_injury.pdf  バックグランドクエスチョン17

Incidence of Second ACL Injuries 2 Years After Primary ACL Reconstruction and Return to Sport

 

出典:https://www.ekasc.com/pdf/121103rep2.pdf 江本ニーアンドスポーツクリニック

 

 

 

②再断裂の確率の詳細(条件毎の色んなデータ)

 

1)活動量の再断裂率への影響

 

 活動量低い(レクレーションスポーツ復帰者)→1%

 活動量高い(競技スポーツ復帰者)     →10%以上

 

  活動量で10倍もリスクが変わる

 

出典:Gender differences in graft rupture and contralateral rupture after anterior cruciate ligament reconstruction

 

2)復帰競技の再断裂率への影響

 

         アメフト  →8.9%

   サッカー   →7.1%

         バスケ   →4.0%

   その他      →3.2%

 

  やっぱり、コンタクトや活動量の多いスポーツは再断裂しやすい

 

出典:Risk Factors and Predictors of Subsequent ACL Injury in either Knee after ACL Reconstruction: Prospective Analysis of 2488 Primary ACL Reconstructions from the MOON Cohort

 

 

3)年齢の再断裂への影響

 

  再断裂無し→平均年齢27.4歳

  再断裂あり→平均年齢19.9歳

 

   若い人ほど、再断裂しやすい傾向。これも活動量が影響とみられる。

 

出典:Risk Factors and Predictors of Subsequent ACL Injury in either Knee after ACL Reconstruction: Prospective Analysis of 2488 Primary ACL Reconstructions from the MOON Cohort

 

4)男女の違いの再断裂への影響

 

  男性は同じ側、女性は反対側を再断裂しやすい(下表)

       (差は無いとする論文もある)

       

   *女性は、初回の断裂が男性の4〜6倍しやすいが、再断裂のしやすさでは

    差がないか、活動量の多い男性の方が高くなる。

  →つまり、性差より活動量が再断裂の確率に大きく関わると考えられる。

 

  *初回断裂の平均年齢22歳のデータなのでやや再断裂率高め

出典:Gender differences in graft rupture and contralateral rupture after anterior cruciate ligament reconstruction

 

 

③いつ再断裂が起きているのか?(術後経過年数のデータ)

 

 平均すると、男性で約9ヶ月女性で約1年で発生。

 最短113日(約3ヶ月)最長1829日(約5年)後に発生。

 

 出典:Gender differences in graft rupture and contralateral rupture after anterior cruciate ligament reconstruction

 

(他データ)

出典:https://www.ekasc.com/pdf/121103rep2.pdf 江本ニーアンドスポーツクリニック

 

 スポーツ復帰時期の早い・遅いに再断裂と明確な相関は無いが、復帰後の早い段階での再断裂がとても多い。→復帰するなら、とにかく慎重に・・

 

 

 

まとめ

 

再断裂の確率は約1〜10%と高く、怖いびっくりマーク

・確率に幅があるが、「活動量」の影響が大きそうなので、スポーツには細心の注意を払っても足りないくらい。
 サッカー復帰するか迷う・・。
 
 
・最長で5年後でも再断裂しており、ずっと気が抜けないと思った方が良さそう笑い泣き
 
再断裂しないでスポーツ復帰できている人達は何が違うのかも調べていきたいと思います。。
 
 
 
 
 

 

  再建靭帯が成熟するまでを調べてみた

 

少しでも再断裂に関わる要素や術後の経過に与える要因について知ることで、できるだけ気をつけたり、自分を戒めようと思って色々調べています。

 

今回は、再建靭帯の成熟するまでの経過・成熟期間についてです。

 

<調べた結果>

 

・術後、患部細胞が一回壊死し、術後2〜3ヶ月が一番弱い。

 その後、ゆっくりと強度が増す。

・成熟しても、健常側の80%くらいとも言われる。

(検証は不十分)(参考①)

 

・完全に証明されているわけでは無いが、

 一般論では6ヶ月以上は成熟が続く(まだ不十分な強度)。

・1年で成熟という説もあるし、4年経っても成熟は進むという説もある。(参考②)

 

・競技復帰は10ヶ月とするリハビリプランも結構あるが、

「1年以内は、完全復帰は勧められない」とする病院もあった。(参考③)

 

 

参考①:

<再建靭帯の強度のイメージ>

https://takanawa.jcho.go.jp/wp-content/uploads/2019/06/20190608-4_namikoshi.pdf

(東京高輪病院の資料より)

 

 

参考②:再建靭帯の成熟について

骨孔内部での移植腱周囲組織と骨孔壁との癒合は,大腿骨側より脛骨側のほうが早く,24 週 で完成したと MRI を用いた研究で報告 1)されている.しかし,脛骨骨孔内およびスクリュー部 の血流は 1 年までは増加し 2),移植腱自体が正常 ACL と同等の輝度になるのに 24 ヵ月を要す る 3)という報告から,移植腱内部まで成熟するにはかなりの時間を要する.また,組織学的に “ligamentization” を調べたシステマティックレビューでは,初期治癒に 6 ヵ月,再構築が盛んなの は 12 ヵ月,そして成熟には 9 ~ 48 ヵ月を要する 4, 5)と報告されているが,2 年以降も線維の形状 や大きさが変化する 6, 7)という報告もあり,再建靱帯の成熟は少なくとも術後 6 ヵ月以降も続くと 考えられる.骨付き大腿四頭筋腱のほうが膝屈筋腱より術後 6 ヵ月での成熟度がより高く 8),移植 腱の種類は成熟度に影響があるかもしれない

 

https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001115/4/Anterior_cruciate_ligament_injury.pdf

(前十字靭帯損傷診療ガイドライン2019:バックグランドクエッション21)

 

 

参考③:スポーツの復帰時期について

 

プロの選手などではこの時期に復帰することは多いですが,1年以内は再断裂のリスクは高いことが報告されているため,よほどのことでない限りは完全スポーツ復帰はおすすめしません.再建靭帯は約1年で正常前十字靭帯と近似した組織になるとされます.しかし,術後15カ月の再建靭帯でも正常前十字靭帯よりコラーゲン線維が小さいとされ,前十字靭帯は正常ACLに近似した組織にはなるが,全く同じ組織にはならないことが報告されています.

 

 

 

まとめ

 

・再建靭帯の成熟には諸説あるけど、術後3〜4ヶ月が一番弱いのは間違いなさそうで、まずこの1年は絶対油断しないと誓う! 制約と誓約ですびっくりマーク

 

出典 ハンター×ハンター

 

・再建靭帯は元どおりになるわけでは無いし、4年経っても油断ならない

 生涯油断しないびっくりマーク

 

  中高年は、術後の経過が一般的に悪いのかどうか?

 

自分は41歳の紛れも無いおっさんなわけですが、

 

前十字靭帯再建手術において、

 

・おっさんである事がどう術後の経過に影響するか?

・再断裂しやすいか?

 

を知って、自分の行動に活かしたいと思って調べましたニコニコ

 

 

<結果>

 

1)術後の経過と年齢

・40歳以上と40歳未満で比較して、後臨床成績,移植腱成熟度は同等に良好。

健側と患側の差は40歳以上の方が低位(差が少ない)

 

 

 

 →おっさんだからといって、治りが悪いわけじゃ無い!

 

 

2)再断裂のしやすさと年齢

・年齢に関して,初回 ACL 再建術時の年齢は再再建術の強い危険因子であるとする報告が多い . 術後 3 年以上の追跡期間において同側・対側を合わせた損傷率は 20 歳以下が 29%,20 歳以上が 8% であった 

https://minds.jcqhc.or.jp/docs/gl_pdf/G0001115/4/Anterior_cruciate_ligament_injury.pdf

(前十字靭帯損傷診療ガイドライン2019:バックグランドクエッション17)

 

 →再断裂しやすいのはむしろ若者!

  *おっさんが再断裂しにくいのではなく、若者は活発で、早期復帰やアクティブな活動をするためと考えられる。

 

 

まとめ

 

・おっさんだからといって、治りが悪かったり再断裂するわけじゃ無いと分かり、少し安心、、ですが、良いわけでも無いので、「油断だけはするな、オレ。マジでムキー

 

・早期復帰を焦ったり、活動量の上げ方を間違えると危なそうなので、とにかく焦るな、焦るな自分・・。

 

 

 

  再断裂が怖くて仕方ない

 

まだ術後1ヶ月も経ってないのですが、段々歩けるようになると「次は」「次は」と欲張るようになってしまっていますえー

 

先日は不注意で、患足側に体重をかけすぎて「ピキっ!」となって焦りました。

 

出典:スラムダンク

 

一瞬の油断で「再断裂の悲劇」のイメージが湧いて恐怖しました滝汗

 

 

初心忘れるべからず、、、焦らない焦らない・・

 

 

ちなみに、一般的な復帰スケジュールは下記のように言われています。

 

ジョギング    3ヶ月

ランニング    4ヶ月

ダッシュ     5ヶ月

オフェンス参加  8ヶ月

ディフェンス参加 9ヶ月

競技復帰    10ヶ月

 

 

ただ、自分はオッさんだし、他の経験者の体験談でも2年後や6年後でも再断裂する事はあるみたいだし、個々人で事情は異なるのでこれ通りに行くのか分かりませんし、10ヶ月後でも復帰はできなそう。。。

 

そこで、少しでも再断裂に関わる要素や術後の経過に与える要因について知ることで、できるだけ気をつけたり、自分を戒めようと思って要因の調査を進めましたグラサン

(多分、一生油断してはいけないとは思うのですが)

 

まだ、調べ途中ですが、随時更新して結果をリンクしていきたいと思います。

 

*あくまで私が調べて、データに対し私見を述べているだけなので、鵜呑みにせぬよう悪しからず、、。出典はつけておきますので、疑問点など教えて頂けるとありがたいです。

 

一応、エビデンスはネットの論文や医院の文章から抜粋します。

 

<調べた事柄へのリンクとざっくりまとめ>

 

①中高年は、術後の経過が一般的に悪いのかどうか?

  (年齢と術後の経過の関係)

 

 →中高年でも治りが悪いことは無い。活動量が低いためか、再断裂リスクは若い人より低い。

 

 

 

②再建靭帯はいつ成熟するのか?

 

 →6ヶ月は少なくとも成熟し続け、2年以上成熟するとも言う。

  そして強度は元の100%には戻らない。

  術後6ヶ月は特に弱いので注意。

 

 

 

③再断裂の起こる確率、術後経過年数データ

 

 →再断裂の確率は2〜10% 活動量が多い人はリスク10倍!

  平均すると、男性で約9ヶ月、女性で約1年後に発生。

  最短113日(約3ヶ月)〜最長1829日(約5年)後に発生。

 

 

④再断裂の起きる状況

 

 →スポーツ中 自爆が多い(ジャンプ、方向転換、ストップ動作)。あと接触。

  日常生活でもちょっとした事で起きた事例あり。

 

 

 

⑤再断裂の要因と防ぐためのポイント

 

 →色々ありますが、主なもの。

   医師・理学療法士のいうことを聞く、スケジュール守る。

   リハビリのやり過ぎ(膝への負荷)もダメ。

   活動量を上げない、スポーツはリスク高まるので訓練と細心の注意。

   体幹、筋力バランス(左右の足、大腿四頭筋とハムストリング)整える。

   間違った体の使い方(つま先外、膝インなど。)をしない。

 

 

 

 

まとめてみて、とにかく思ったより再断裂って起こっているし、5年後でも起こる。スポーツだけでなく日常生活でも起こっていてマジで怖い滝汗

 

そして、リハビリのやり方が裏目に出てしまう事もある、というのが自分にはとても響きました。

 

調子に乗って歩きまわったり、膝に負荷をかけないように、必要なだけのリハビリをじんわり進めていきたいと思います。。

 

 

 

  スライドドアのタクシーの豆知識

 

最近、膝を怪我してからタクシーをバンバン使っていますが、

 

スライドドアのタクシーの座席の広さが快適なので、

それしか使わないようにしていますリムジン後ろリムジン前

 

 

 

サンシャイン水族館からの帰り、日本交通さんのスライドドアタクシーに乗りましたが、その時色々な事を教えてもらいました。

 

 

・日本交通は、今は全部スライドドアのタクシーに替えたひらめき電球

 

・1台替えるのに数百万円かかって合計・・・すごくかかったらしいDASH!

 

前のタクシーの車種は「クラウン

 

 今の車種は・・トヨタの「ジャパンタクシー」と言う車種らしい。

 

え?「日本交通のタクシーだから?」って思ったんですが、

 

でも、「たまたまジャパンタクシー」なんですって。

 

だから他のタクシー会社も「ジャパンタクシー」使っているとか。

 

そして、アプリに「ジャパンタクシー」と言うのがあったらしいけど、

それはアプリ会社のオリジナルで全く関係ないらしい。

 

 

ややこしいなびっくりマーク

 

そして他のタクシー会社、若干だけど片腹痛いなびっくりマーク

 

ジャパンにやられ過ぎえー

 

 

そしてトヨタすごいやり口。

「ジャパン」使ったら、もう他の車会社のタクシーの車種名は勝てないよね。

業界王者はど真ん中のストライクゾーンにドスンと決めてくる。

 

これに勝つなら「ワールド」使うか「コスモ」とか使うか、

「パーフェクト」とか「ネクスト」とか「THE」ちょっとずらしていかないといけない。

ちょっと色物感出ちゃうよね・・ さすがトヨタ。

 

 

ところで、この「ジャパンタクシー」、乗り心地が良いのですが、

タクシー専用なので、「一般人には買えない」らしいです。

 

それから、なんと「LPガスとのハイブリッド車」らしいです。

LPガス?? なんか爆発しそうで怖い煽り

どこでガス補充してんのかな・・

 

そして、お客の利便性を極限まで追求したので

タクシーの運転手からすると、カーブが切りにくいらしく、

狭い道で車の前後の端がぶつかりそうで、運転しにくいらしいです。

 

新人なんかは、狭い道で曲がるときは降りて車幅を確認するとかポーン

 

新人研修では、「もし、足腰の悪いお年寄りを乗せていて、あと数メートルで到着地の家だが、狭い道で行けなかったらどうするかはてなマーク」なんていう演習があるとか・・

 

答えは決まってないそうですが、

今年は「お客様を背負ってお届けしましょうかと聞く」と言う答えも出たとか。

 

令和世代でも、まさかの人力車の心意気びっくりマーク

 

最新なんだか旧式なんだか分からんガーン

 

トヨタさん、何とかならんかったのか〜

これでジャパン代表を名乗るとは、トヨタもまた片腹痛し。

 

でも実際そういう場面どうするんでしょうね?