甲子園遠征の帰路は移動を楽しむ

遠回りルートを取ることが多い。

過去には四国の高松まで行って東京まで

寝台特急サンライズとか、またある時は

大阪から名古屋まで紀伊半島外周ルートとか。

 

今回は未体験の長距離フェリー。

(船と言えば遊覧船しか乗ったことがない・・・)

大阪南港→新門司港の名門大洋フェリー第2便、

フェリーきたきゅうしゅうⅡに乗りました。

 

ニュートラムのフェリーターミナル駅。

これから乗るフェリーが見えます。

 

いよいよ乗船。

初めて飛行機に乗った時もそうでしたが

初乗りは興奮のるつぼ。

 

 

海の見える1等個室。定員2人部屋を1人使用。

そんなわけで運賃は1.5人分必要です。

 

個室内には洗面所とトイレ付き。

風呂やシャワーは、ありません。

船内には大浴場とシャワールームがあり

そちらを利用しました。

 

定刻の19時50分に離岸。いよいよ航海開始です。

 

船内にはバイキング形式のレストランもありますが

個室内で船弁ならぬ駅弁(大阪駅で調達)

テレビではまだ高校野球をやってます。

 

今夜のハイライト、

ライトアップの明石海峡大橋通過。

 

翌朝。窓の向こうには船が見えます。

波は比較的おだやかです。

 

デッキに出て見ます。

鮮やかなファンネル(煙突)

 

朝日と、スクリュー跡。何やら蛇行しています。

 

新門司港に接近。

向こうには名門大洋フェリーのライバル、

阪九フェリーが見えます。

実は自分も今回、どちらにするか迷いました。

結局、乗船時の鉄道アクセスの良い名門にしました。

 

定刻通り8時30分接岸。12時間40分の航海でした。

フェリーターミナルの右には無料送迎バスが見えます。

それに乗って門司駅まで、

あとはひたすら鉄道で上田まで。

 

寝台特急サンライズと比べると充実度は相当違います。

サンライズの個室は最上級でも洗面所があるだけ。

編成内にはレストランも風呂も売店も無い。

(シャワールームがある程度)

何かの機会にまた利用してみたいです。

 

ところで瀬戸内海フェリーは外洋と違って

揺れないと思いきや、

そこそこの横揺れ(ローリング)を感じました。

窓から外を見ていても、窓枠底部と目標物の間が

開いたり狭まったりするので解ります。

と言うわけで外洋フェリーは自分には無理のようです。

下手に乗ったら罰ゲームになりそうです。