本日は鳥類。
●クロオビヒメアオバト Ptilinopus superbus
・分布:インドネシアのスラウェシ島~ニューギニア~オーストラリア東部。
・体長:28cm。
・お姿
派手なのがオス。
ハト科の1種。おもに熱帯雨林に生息するが、農地やマングローブ林にも姿を見せる。樹上性。英名は「superb fruit dove(素晴らしいフルーツのハト)」であり、その名前の通り果実を好んで食べる。見た目はカラフルだが、うまく姿を隠すので熱帯雨林の中ではなかなか見つけられないと言われている。
世界には綺麗なハトや面白い姿のハトが多くいるが、本種もその一つ。緑を基調としたカラーリングに頭頂部は紫、首周りはオレンジと独特の配色で、美しさだけでなく、上品さすら漂わせている。和名は正直あまりぱっとしないが、英名はなかなかおもしろい。フルーツが名前に入っているだけでなぜか親近感がもてるのはたきだけだろうか。種類に限らず生物の名前というのは面白いのが多い。皆さんも探してみよう。