本日は爬虫類。
●シュライバーカナヘビ Lacerta schreiberi
・分布:スペイン北西部、ポルトガル北部。
・体長:40cm。
・お姿
顔が青、体が緑、尾が茶色のやつです。
カナヘビ科の1種。森林や低木地、水辺や牧草地に生息する。特に水辺ではよくみられ、水辺で日光浴しているのをよく見るが、危険がせまるとすぐに水に飛び込む。名前はオーストリアの動物学者エギット・シュライバー氏からとられている。
ヨーロッパには綺麗なカナヘビが多い。有名どころだと、ホウセキカナヘビ(Timon lepidus)やニワカナヘビ(Lacerta agilis)がいる。本種もそういった綺麗なカナヘビの1種で、写真を見ればわかるようにハッとするようなカラーリングである。日本国内ではほとんど知られていない種であり、たきが本種を知ったのも大人になってからである。トカゲの世界は奥深いものだ。