日々ご覧頂いてありがとうございます。

誠に勝手ながら、諸事情により、生物異聞記の更新をいったん中断させていただくことにします。

実はかなり前から仕事が急に忙しくなり、ギリギリのペースで更新していました。何度も何度もお休みをいただいて、日々見ていただく方に申し訳なく思っていたところです。これ以上みじめな自分を見せたくもないため、更新のいったん停止を決断した次第です。これから先、時間も余裕もあって、更新できるなって思ったときに急に更新することがあるかもしれません。その時まで、皆さんお元気で。

                     たきちゃん

連日激務続いてますが、頑張って更新します。

本日は両生類。

●チャイロタマゴガエル Ctenophryne geayi

・分布:ギアナ、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、ブラジルのアマゾン川流域。

・体長:6cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Ctenophryne+geayi&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwilq-qqmKXaAhWEXbwKHQwIDcYQ_AUICigB&biw=1301&bih=530

 

ジムグリガエル科の1種。低地の森林の林床にすみ、水辺に近い所に多い。夜行性。学名は、発見者の生物学者マーティン・フランソワ・ゲイ氏からつけられている。現在このカエルは1つの種とされているが、将来的に二つの種に分かれる可能性があるとされている。

 

見た目がまず面白い。タマゴガエルという和名だが、卵というよりおまんじゅうだ。ジムグリガエルの仲間は日本をはじめとするアジアにも広く分布しているグループで、ずんぐりとした姿が特徴的である。今回紹介したのは南米産だが、アジア産のも紹介していきたい。なお、将来2種に分かれる可能性のある本種だが、こういう生き物は意外と多い。みんなは何を知っていますか?

本日は爬虫類。

●カパーヘッド Agkistrodon contortrix

・分布:米国東部、メキシコの一部。

・体長:95cm。

・お姿

https://www.google.co.jp/search?q=Agkistrodon+contortrix&hl=ja&rlz=1T4LENP_jaJP582JP582&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjrwuz2n6LaAhVHwVQKHT93C4QQ_AUICigB&biw=1301&bih=530

 

クサリヘビ科の1種。米国東部広域に分布するが、メキシコのチワワ州とコアウイラ州にも分布する。おもに落葉広葉樹林に生息するが、水辺にもよくみられる。また、メキシコでは針葉樹林に現れる。昼行性。その体色を生かして落ち葉の中に隠れて敵から身を守る。性質はかなり大人しく、毒性そのものはあまり強くはないとされている。

 

「アメリカマムシ」という名前でも知られている。日本のマムシとはまた違った独特の姿が特徴的だ。特に森の中の落ち葉に紛れ込むとカモフラージュとなり、ぱっと見全然わからない。しかしそれゆえの不幸もある。本種は攻撃的な性格ではなく、人が近づいても落ち葉にまぎれてじっとしているようなおとなしいヘビだ。しかし、落ち葉の中に溶け込んでいるのに気付かずに踏みつけて咬まれるケースが現地ではかなり多いのだ。カモフラージュは本来敵に気付かれないのを目的とするが、それが悪い方向にいくこともある。いろいろ考えさせるものだ。

 

*お知らせ

仕事激務ゆえ、4月7日&8日お休みします。次回の更新は4月9日です。よろしくお願いします。