「でーれーガールズ」に涙っ! | だいの字夢たんけん隊

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だいの字です!
15才の長女と11才の長男、次男(双子)
3人の子育てしながらある時は原稿に向かっている
在宅ママライターです!

「でーれーガールズ」を家族3人で読みました。
図書館に忙しくて行けない娘のために、
おとうが勝手に借りた本でした。

まずは、おとうが読んで
「何度も泣いちゃったよ」
と言いながら、試験勉強中の娘の前に起き、
教科書、ノートの上で勉強そっちのけで一気に読んだ娘。
主人公達と一緒の高校生。
でも
「泣かんかったで、よくある話っていうかあ、
ほぼ妄想でしょ?これ、最後は泣いたけど・・・」
みたいな感想でした。

そして、おかあの番です。
少し読み始めて思いました。こりゃあ娘は世代が違う分
感動は薄れるよなあ・・・と。

まずはかつて花の女子高生だった
おばさんでなきゃあ・・・
もちろん、男子高校生なんてもっての他じゃあっ!
(おとうのこと!)

1980年、東京から岡山に引っ越してきた佐々岡鮎子、
方言でつまずき、なかなか友人が出来なかった。
が、鮎の描くマンガを通じクラスの秋元武美、
美人で勝気で家庭にちょっと
問題あり?影のある同級生と次第に仲良くなって・・・

オールナイト・ニッポン、ザ・ベストテン、
世良正則、もんた&ブラザーズ・・・
そんな80年代を青春真っ只中で過ごした
彼女たち・・・30年後の再会はどうなるのか・・・

最近ドラマでもよくある同窓会ものですが、
ちょっと風変わりな設定と、思いがけないラスト!

泣けて泣けて、困りました。

自分の女子高生時代、思い出します
ザ・ベストテンはもちろん欠かせず、
オールナイ・トニッポンは桑田さんの回は
欠かさず布団の中で聞いて。
番組の中で紹介された、チェッカーズや
安全地帯も好きになって・・・

部活の帰りはシェーキーズでピザの食べ放題!
お金の無い時はすみ屋のラーメンとスクリューパフェ、
新星堂で新曲のミュージックビデオを見て
(ユーミンのノーサイド、感動したなあ)
オリオン書房で立ち読み、キディランドで高い文房具を
買うために、しょっちゅう母親にお小遣いをねだってた。

そんな思い出のあるヒトなら
感情移入できることうけあいです!
映画化も公開が決まっているこの作品、
読んでみてくださいませ♪

「でーれーガールズ」原田マハ 詳伝社