令和3年月の治験例から | ファミリードラッグたきじゅう 漢方ブログ

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            80代 女性 脛の痒い湿疹..と高血圧1カ月で改善.......

 このすねの痒みを何とか治したい、何か良い塗り薬は無いだろうか?とご相談。左右の脛の内外が痒いという。普通左右対称に表れるのは、内臓疾患や副作用である。疑われるのが、60年以上飲み続けている①降圧剤の副作用である。

 

 うっ滞性皮膚炎と言い、年長者の下腿の静脈不全(老化により血流が悪くなり、寒くなってさらに悪化し、皮膚に栄養が届かないので枯れてくる) 即ち、血流と血液の質と血管の異常が皮膚をガサガサさせているので、保湿剤の配合された痒み止め軟膏と、良い血を増やす、及びデトックス(排毒を目的に、SE-10(クマ笹エキス顆粒)をお買い上げ頂いた。

 

 果たして1か月後、血圧が140-80から120-70くらいに下がり、痒みも消え②は使わなくても良くなった、と喜ばれた。医師も首を傾げ、①は必要なかったかな?と独り言をつぶやいていたという。

60年前当時25歳の女性が、職場のストレス等で160-90の血圧だったら、降圧剤を処方されても間違いではないが、その後処方薬が増え骨粗鬆症ビタミンバイアスピリン(血液サラサラ)

⑥心臓冠血管拡張薬抗コレステロール剤が追加されている。*飲み続けて悪化?

 

⑤は最近の食生活の改善で不足の人は殆どいないと言われ、吐き気の副作用が有るので本人が自主判断で飲んでいないという。⑤はある医師の著作によれば、心臓病や脳梗塞を予防するエビデンス(科学的根拠)は無く、気休めとして処方されていると記載されている。⑦は狭心症や心筋梗塞が無い人は総コレステロール280を超えなければ不要だし、220以下には下げない方が良い副作用専門医の意見が有ります。

 

 この病は降圧剤を長く飲まれているに多く診られます。例えば、本来上の血圧が200の場合、血管が破裂を防ぐ為に薬で140以下に下げたら、血流量が不足し皮膚の薄い所に寒さ乾燥が加わり、益々影響が出ることになります。 現代医学は皮膚は皮膚科、内臓は内科がそれぞれ診断しますが、漢方では全身のバランスを考えます。この方はたった1カ月の服用で改善されたので、喜ばれ再度お買い上げ頂き、時間をかけて健康を回復したいと願っている。

 

                           50代 女性 コロナ鬱?胃腸の調子が悪い

 

日頃漢方薬をご愛用の方から何となく胃腸がすっきりしないとご相談。

 

神経性の胃炎を疑い、①JPS漢方胃腸薬(安中散)と②マスマリン(地中海ハーブ+深海サメ肝油)を飲んで頂いた。①は、中=お腹を安んじる神経性の痛みを暖めながら治す薬で、即効性も有り生理痛にも良い。②は地中海ハーブがピロリ菌や傷口の除菌などに欧米では医薬品として用いられているものと、スクアレン=深海ざめ肝油の浸透力・鎮痛力・細胞賦活作用を組み合わせたサプリメントです。お買い上げ頂いた。

 

数日後に様子を伺うと、一応お腹の症状は治まったが頭痛や少し寒いような気も有り、もしかする と、お腹に来た風邪かも知れないという。

 

 手元の漢方薬を尋ねると。③葛根湯柴胡桂枝湯小柴胡湯があるという。③は初期症状頭痛・肩こり・寒気の身体の表面の症状④は暑いか寒いかはっきりしないし、胃腸も少しおかしい半表半裏の症状⑤は=病邪が内部に侵攻し食欲不振・寝汗・吐き気・午後に微熱などの状態が有ります。④を飲んで頂き②も残っていたら続けた方が良いと指示しました。

 

 半日で楽になり、2日で完治しました。多分ウイルス性の風邪と思われ、漢方ではコロナワクチンの副反応にも免疫や抵抗力を高めて症状を軽減させる有効な処方を考えております。